GJ > 競馬ニュース > 「逃げ切りなし」の歴史  > 4ページ目
NEW

ダイワスカーレットも敗れた28年間「逃げ切りなし」の歴史……天皇賞・秋(G1)はエイシンヒカリにとって「最大」の試練!?

【この記事のキーワード】, ,

 だが、実際に1994年に2番手追走から押し切ったネーハイシーザーがカウントされていないように、あくまで「逃げ切った馬」という表現となると「毎年ほぼ1頭にしかチャンスがない」ということもいえる。

 そう考えるとチャンスが少ないのもある意味当然か、やや乱暴に述べればフルゲートを18頭として毎年1/18(約5.6%)で当たる”くじ”が、28回連続でハズレているだけである。

 しかし、ならば今年のエイシンヒカリは大きなチャンスなので「そろそろ当たる頃ではないだろうか」と考えたくもなるのだが、そう甘いものではないのかもしれない。

 実はニッポーテイオーが逃げ切った1987年の天皇賞は・秋は重馬場で行なわれており、繰り上がり優勝となった逃げ馬プレクラスニーの1991年も不良馬場だった。そして、今年は雨が降らなさそうな状況である。

 つまり、おそらくは良馬場で迎えることになる天皇賞・秋を逃げ切るのは、エイシンヒカリをもってしても、至難の業になる可能性が否めないということだ。

ダイワスカーレットも敗れた28年間「逃げ切りなし」の歴史……天皇賞・秋(G1)はエイシンヒカリにとって「最大」の試練!?のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
  2. クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
  3. 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
  4. 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
  5. C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
  6. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  7. 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
  8. 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
  9. 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
  10. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛