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2020.07.06 15:00
JRA「大誤算」アーモンドアイに続き、エネイブルまで陥落……。“日英”最強牝馬、偉業達成に大きく立ちはだかる2つの「壁」
編集部
「エネイブルは凱旋門賞3勝、アーモンドアイは芝G1・8勝と『史上初』の偉業に挑む2頭ですが、これまでに幾多の名馬が跳ね返されてきただけあってそう簡単にいかないようですね。昨年の凱旋門賞では重馬場がヴァルトガイストに味方したように、単純に強いということだけでは偉業の達成できないのかもしれません。それが史上初の壁なのかもしれません。
そして、もうひとつ気になるのが、年下の有力馬が台頭していることです。アーモンドアイは安田記念で1歳下のグランアレグリアに敗れましたし、秋以降はコントレイル、デアリングタクト、クロノジェネシスといった新興勢力との対決は避けて通れないでしょう。これはエネイブルも同じで、4日の英オークス(G1)でエネイブルの持つレコードを更新し、8馬身差の圧勝で制したラヴが立ちはだかることになりそうです。いつの時代も、世代交代はつきものですからね」(別の記者)
実際に、エクリプスSでエネイブルが敗れたことにより、各ブックメーカーの凱旋門賞のオッズは変動。これまでトップに君臨していたエネイブルが陥落し、ラヴが1番人気になっているのだ。
窮地に立たされた日英の最強牝馬。これまでに多くの名馬が跳ね返されてきた壁を乗り越えて、秋に偉業達成することを期待したいものだ。
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