GJ > 競馬ニュース > 【徹底考察】アウォーディー  > 2ページ目
NEW

【徹底考察】JBCクラシック(G1) アウォーディー「ダート界に突如として現れた最強のチャレンジャー『現王者』コパノリッキーとの力関係は?」

【この記事のキーワード】, ,

 ただ、その一方で日本テレビ盃では3着以下に5馬身、アンタレスSでも3着以下に3馬身差をつけており、その能力が一級品であることに疑いの余地はないだろう。

【血統診断】

awhi-dhi.jpg

 本馬が昨年のシリウスS(G3)を勝つまで、ジャングルポケット産駒の重賞勝利はすべて芝コース。ジャングルポケット×サンデーサイレンスという配合にも、天皇賞・春(G1)を勝ったジャガーメイルや毎日王冠(G2)勝ちのエアソミュールなど芝の一流馬ばかりだ。

 ただ、凱旋門賞馬トニービンを父に持つジャングルポケットの産駒の中で、何故アウォーディーだけがダートで活躍しているのかということに関しては、血統的にはある程度の答えが見えている。

 例えば、父ジャングルポケットの母父Nureyevと母ヘヴンリーロマンスの母父Sadler’s Wellsは、1999年の凱旋門賞(G1)で2着なったエルコンドルパサーの血統にも含まれている。そして、そのエルコンドルパサー自身は芝ダート兼用で種牡馬としても菊花賞馬のソングオブウインドを送り出す一方で、ダート王のヴァーミリアンが代表産駒となっている。

 さらに父ジャングルポケットの母父Nureyevと母ヘヴンリーロマンスの父サンデーサイレンスの組み合わせでは、ドバイワールドカップ(G1)で2着したトゥザヴィクトリーに、ダート王にして本馬のライバル・コパノリッキーを輩出したゴールドアリュールなどダートの超一流どころが名を連ねているのだ。

【徹底考察】JBCクラシック(G1) アウォーディー「ダート界に突如として現れた最強のチャレンジャー『現王者』コパノリッキーとの力関係は?」のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  2. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  3. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  4. JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
  5. 【ヴィクトリアマイル(G1)予想】ナミュールから6点で万馬券狙い! マスクトディーヴァは持ちタイムに不安ありで消し! 高速決着に対応できる穴馬で勝負
  6. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  7. 「正直なところ辟易としています」武豊が巻き込まれた29年前のアイドルホース狂騒曲…レース前に明かしていた「コンビ結成」の裏話
  8. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  9. JRA出鼻をくじかれた「16億円」の大勝負……。「神の馬」の二の舞だけは避けたい日高に朗報!? 海外からのニュースに関係者も安堵か
  10. 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは