GJ > 競馬ニュース > 「新CM」なのに「全然関係ない」!?  > 2ページ目
NEW

JRA夏競馬「新CM」なのに「全然関係ない」の声!? “コロナ被害”松坂桃李、土屋太鳳らに替わりコントレイル、アーモンドアイら躍動も……

【この記事のキーワード】, ,

 重厚なサウンドを背景に「私たちは戦う」という力強いテロップと共に、ターフの上を走る競走馬たち。そこにはレースだけでなく、新型コロナウイルスを中心とした、今の困難とも戦うという意思が込められているようだ。

 しかし、次に出てきたのは何故か5月に終わったはずの日本ダービー(G1)のスタートシーン。その後、画面の中心で躍動するのも、この春に無敗の二冠を達成したコントレイルとデアリングタクト、さらにG1・7勝の女王アーモンドアイといったスターホースばかり……。

 最後に「夏競馬も興奮が止まらない!」と取って付けたようなメッセージが現れるが、これでは一部のファンから「夏競馬と関係ない」とツッコミが入っても仕方なのかもしれない。

「うーん……『どんな登り坂でも』『私たちは戦う』というのは一見格好良いんですが、そもそも夏競馬は坂のない競馬場が中心ですからね。ゴール前の坂が特徴的な阪神も、今週末で開催が終わってしまいますし。

ちなみにCMに出てきたコントレイルは9月の神戸新聞杯(G2)から、デアリングタクトも9月のローズS(G2)か10月の秋華賞(G1)の予定で、アーモンドアイも秋まで休養と、残念ながら夏競馬に出走を予定している馬はいません。CM自体の出来は良いと思いますし、個人的には気に入ってるんですけどね(笑)」(別の記者)

 ただ、JRAとしても先月8日に『JRAサマーキャンペーン2020』という名目で、サマーシリーズのCMを公開したばかり。そこには昨年のサマーシリーズの覇者となったタワーオブロンドンや、夏競馬を盛り上げたグルーヴィット、ブラストワンピースらが紹介されているだけに、その兼ね合いもあったのかもしれない。

 いずれにせよ、プロ野球やJリーグの有観客試合開始に伴い、競馬場にも間もなくファンが帰ってくるはずだ。今回のCMを見て、コントレイルら「スターホースの走るところを見たい」と思ったファンは、秋まで我慢しよう。

JRA夏競馬「新CM」なのに「全然関係ない」の声!? “コロナ被害”松坂桃李、土屋太鳳らに替わりコントレイル、アーモンドアイら躍動も……のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. ジャパンCはノーザンファームに逆らうな?武豊×ドウデュース、ルメール×チェルヴィニア、さらに社台グループの意外な隠し玉が出走?
  2. 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
  3. クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
  4. C.スミヨン騎手「サンデーが拒否」原因はC.ルメール騎手? ドバイターフ(G1)リアルスティール「鞍上ドタバタ劇」の裏事情
  5. ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
  6. 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
  7. 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
  8. 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
  9. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  10. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは