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JRA安藤勝己氏ライオンボス「スプリンターズS(G1)挑戦」を示唆!? アイビスSD(G3)限界見せた千直王者の「今後」と「進化の軌跡」とは

「勝ったジョーカナチャンとは斤量差もありましたし、2着でも強い内容。ライオンボスが千直の現役王者であることは間違いないでしょう。

ただ、それ以上に3番手から結果が出たことには驚きました。陣営も『以前は脆いところがあったが、解消されて成長している』とコメントしていましたが、まさにその通りで競馬ぶりに幅が出てきた印象です」(競馬記者)

 記者曰く、陣営は最近ライオンボスの最終追い切りをあえて緩めに行っているという。

 確かに昨年のアイビスSDの最終追い切りは美浦のポリトラックで5ハロン69.1秒、ラスト11.8秒だったが、今年は同じポリトラックの5ハロンで76.1秒、ラスト13.2秒と明らかに緩い。

「陣営にとっての大きな課題が、ライオンボスの今後。昨年は10月にもう一度千直(ルミエールオータムダッシュ、OP)を使った後に、今年の4月まで休養しています。

しかし、千直レースがないシーズンを丸々休養では、あまりにも活躍の場が限られてしまいますし、何より賞金的にも今後は58kg以上の可能性が大。如何にライオンボスでも苦しくなるのは、この日の結果を見ても明らかでしょう。陣営が秋のスプリンターズS(G1)などを始めとした1200mへの本格挑戦を計画していても、何ら不思議ではないですよ」(同)

 ライオンボスが、これまで上げた6勝はいずれも1000m。1200m以上では馬券に絡んだことさえない。今年4月の春雷S(L)でも8着に惨敗しており、距離延長で苦戦する可能性が高いのは明らかだ。

 だが、その一方でライオンボスの1200m挑戦成功を予言している大物がいる。元JRA騎手のアンカツこと安藤勝己氏だ。

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