GJ > 競馬ニュース > ミスエルテが快勝  > 2ページ目
NEW

川田騎手「まだ全力で走ってない」ファンタジーS(G3)は単勝1.4倍のミスエルテが快勝!「怪物フランケルの娘」が2歳牝馬戦線の主役に躍り出る

【この記事のキーワード】, ,

「ゲートの中で横を向いた時にスタートが切られましたが、出てからも進んでいきませんでした。4コーナーでも、ここで動くんだと理解するとそこから動いて行ったりと、経験を積んでいっているところです。直線では強く踏んでいませんし、まだ全力で走っていません」

 デビュー2戦目で重賞を勝ち、今後の視界が大きく開けたにもかかわらず川田騎手から厳しい言葉が並ぶのは極めて高い期待度の表れに他ならない。

 デビュー戦の後「目指すべき所にたどり着いてほしい」と話した通り、川田騎手がミスエルテと目指しているのは、まだ”ここ”ではないということなのだろう。

 次走は予定通り12月の阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)を目指すようだが、2歳女王でさえミスエルテにとって”通過点”となるのか。大きく出遅れながらも、大外から強引に他馬をねじ伏せた今回の走りは、まさに底知れぬスケールを感じさせるものがあった。

 だが、今年の2歳牝馬は早くも「粒ぞろい」と評判だ。

 同日に東京競馬場で行われた京王杯2歳S(G2)には、小倉2歳S(G3)を勝利したレーヌミノル(牝2歳、栗東・本田優厩舎)が出走。関西の牝馬であるにもかかわらず、あえて東京で牡馬に挑んだレーヌミノルだったが、直線しぶとく伸びて2着を確保。敗れたものの3着馬には3馬身差をつけており、改めて強さを見せている。

 さらには先週のアルテミスS(G3)を中団から上がり33.5秒の脚で差し切ったリスグラシュー、ミスエルテと同じフランケル産駒でアイビーS(OP)で2勝目を挙げたソウルスターリングも「大器」との呼び声が高い。

 またブエナビスタの初仔となるコロナシオンも1勝馬ながら、その潜在能力はすでに「G1級」といわれている。

川田騎手「まだ全力で走ってない」ファンタジーS(G3)は単勝1.4倍のミスエルテが快勝!「怪物フランケルの娘」が2歳牝馬戦線の主役に躍り出るのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. JRA有馬記念(G1)「伝説の逃走劇」はキタサンブラックでも、ダイワスカーレットでもなく、あの馬!? 前走4馬身圧勝から狙うレジェンドの再現
  2. JRA 武豊は信頼度抜群!? 一球入魂ならぬ「一鞍入魂」の信頼度は本当か。川田将雅、横山典弘などトップジョッキーにみる「1日1鞍」限定の“勝負駆け”を探る!
  3. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  4. JRA 武豊「因縁」オーナーと5億円の復縁!? ワールドプレミア降板劇から突然の大物騎乗依頼、両者に交錯する「思惑」とは
  5. 巷に出回る川田将雅「長距離苦手説」をデータで検証、阪神大賞典(G2)で気になる「13年未勝利」の課題…リーディングジョッキーの意外な過去
  6. 【有馬記念】「使い分け」に一石投じた戸崎圭太が意地!ルメールキラーが3勝目で今年の屈辱もスッキリ?
  7. JRA荻野極と横山武史が「誤爆」で一触即発!?「ふざけんな!ナメてんのか!」1番人気大敗の腹いせにタオル投げるも……
  8. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  9. 横山武史「ジョッキーカメラ」はなぜ非公開だったのか? 鬼気迫る川田将雅の大声にビックリも…ナミュール降板で「屈辱」味わった男が迎える正念場
  10. 東京競馬場に約20万人が殺到!? 朝6時からの大行列、怒号飛び交う陣取り合戦、そして…競馬が最も熱い時代、歴代最多入場者を記録した当時の記憶