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マリアライト、タッチングスピーチに危険信号? 競馬評論家・鈴木和幸のエリザベス女王杯追い切り診断を公開!

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7週連続で追い切り診断を公開

 競馬評論家の鈴木和幸です。今週から秋競馬も後半戦に突入。まずは秋の女王決定戦エリザベス女王杯(G1)が行われます。少々小粒なメンバーとなりましたがそれでもやはりG1レース。非常に見応えのあるレースになりそう。このエリザベス女王杯を皮切りに有馬記念まで毎週追い切り診断を公開する予定ですので、ぜひ参考にしてください。それではエリザベス女王杯注目馬10頭の追い切り診断を公開しましょう。

第41回エリザベス女王杯(GI)注目馬10頭の最終追い切り診断

 条件戦2連勝のあと、前走のG2府中牝馬ステークスでも4着と健闘した「アスカビレン」。この中間も、坂路52秒2-37秒7など2本の時計を出してすこぶる順調だ。今週も坂路に入り単走、馬なりで52秒9-38秒0-12秒5が出たくらいだから、55秒2-40秒4-12秒88とどまった前走とはデキが違う。動きの力強さからも絶好調は間違いない。

 4ヶ月ぶりの府中牝馬ステークスで重賞3勝め、力のあるところを見せた「クイーンズリング」。当時、体重が休み明けなのに体重が4kg減っていたのが気がかりだったが、坂路2本に続いて先週は古馬の準オープン馬とウッドで併せ馬。この時点で疲れうんぬんの不安は解消され、それどころか、6F81秒1-37秒6の好時計馬なり先着は、ピークにまで上りつめた印象。今週はもう強く追う必要なし、馬なりに終始したがそれでも53秒9-38秒8-12秒4の時計となり、柔らかさ満点の弾むような動き、しびれるような手応えに100パーセント好感。これ以上は望めまい。

「シャルール」は、前々走のクイーンステークス2着が買われて前走の府中牝馬ステークスは4番人気にまで推されたが、結果は10着どまり、一秒以上も離されてしまった。中間は坂路3本で順調、今週も上がり中心ながら併走先着しラスト1F12秒0をマークしたが、数字ほどの切れはなし、変わり身は感じられなかった。

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