GJ > 競馬ニュース > 【徹底考察】ネオリアリズム  > 2ページ目
NEW

【徹底考察】マイルCS(G1) ネオリアリズム「モーリスを沈めた超新星は『本物』か?初のマイル戦で逃げるのか控えるのか徹底解剖」


 先述した500万下の上がり最速が35.5秒だったことに対しいて、札幌記念はモーリスとレインボーラインの36.3秒が最速。

 つまり、相当にタフな流れだったが、それでもネオリアリズムが2馬身差で逃げ切った上にヌーヴォレコルト、ヤマカツエース、マイネルフロストといった好位集団が上位(4着から6着)に残れたのは、この日の芝コンディションが極端に「前有利」だったからだ。

 それは当然、各ジョッキーの頭にもあったようだ。集団は3コーナーで早めに動き出し、ヤマカツエース、マイネルフロストといったところは果敢に、逃げているネオリアリズムに並び掛けている。

 ところが、ここからのネオリアリズムは相当に強い競馬をした。

 4コーナーで満を持して加速を開始すると、一瞬でヤマカツエース、マイネルフロストを置き去りにして3馬身以上のリードを築いて直線に入ったのだ。こうなると、この日の札幌はそう簡単には止まらない。

 モーリスが2番手に上がった頃には、すでに残り200mを切っており成す術なし。まるで無敵だったディープインパクトをハーツクライが完封した、2005年の有馬記念を彷彿とさせるようなC.ルメール騎手の”マジック”。

 ネオリアリズムがこの夏、最大の金星を挙げた。

【血統診断】

neoriarizumukettou.jpg

 本馬の母トキオリアリティーは、芝ダート兼用のスプリンターだった。すでに安田記念と豪州のジョージライダーSという2つのマイルG1を勝ったリアルインパクトや、オーシャンSを勝ちNHKマイルCやスプリンターズSでも3着したアイルラヴァゲインなどの活躍馬を送り出している名牝だ。

 最大の特徴は、ほぼ日本に馴染みのない血統で構成されていること。プリンスローズ系のMeadowlakeを父に持っており、これまでの産駒を遡ってもメジロライアン、ダンスインザダーク、エルコンドルパサー、フジキセキ、ジャングルポケット、キングカメハメハ、ディープインパクト、そして本馬のネオユニヴァースなど交配種牡馬はほぼ相手を選ばないようだ。ただ、Meadowlakeの父Hold Your Peaceはフレンチデピュティの母父として知られており、芝ダート兼用ということも共通点となっている。

【徹底考察】マイルCS(G1) ネオリアリズム「モーリスを沈めた超新星は『本物』か?初のマイル戦で逃げるのか控えるのか徹底解剖」のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 【武豊、ルメールの逆襲か!?】JRA大阪杯は「机男」北村友一が初のG1制覇で大波乱!桜花賞で「机男」に勝算は?
  2. 武豊「スキャンダル」「ケガ」など揺れに揺れた2017年。弟・幸四郎騎手「引退」から小浦愛「不倫疑惑」、そしてキタサンブラック「大団円」までをプレイバック!
  3. 武豊に「ダブルスコア」でも横山武史に残る不満と不安
  4. JRA金子真人氏「14億円爆買い」の真相!? サラブレッド生産界を襲った歴史的事件を胸に「第2」のディープインパクト誕生?
  5. 天皇賞・秋の3歳馬リアル通信簿。ジオグリフがイクイノックス、ダノンベルーガを上回る決定的データ
  6. 「重賞6勝」田中博康厩舎が大躍進!ローシャムパーク、レーベンスティールが香港遠征…「思い出の地」でレモンポップに続けるか
  7. 中京記念は「小倉千八マイスター」あの男にお任せあれ?
  8. JRA日本ダービー(G1)「何故」サートゥルナーリア敗戦の裏。ルメール騎乗停止より大きかった皐月賞の「誤算」
  9. 【帝王賞(G1)展望】「大井の鬼」オメガパフューム中心も混戦模様!「砂のサイレンススズカ」の代表産駒が地方初見参、上半期のダート王決定戦に豪華メンバーが集結!
  10. JRA「大差→2馬身半」単勝1.1倍エスコーラは何故“期待ハズレ”だったのか。川田将雅「今後のためにも……」大阪杯(G1)レイパパレに続く「英才教育」が本格始動