GJ > 競馬ニュース > 鈴木和幸のマイルCS追い切り
NEW

フィエロ、ミッキーアイルに危険信号? 競馬評論家・鈴木和幸のマイルCS追い切り診断を公開!

【この記事のキーワード】, ,
suzukisan.jpg

G1レースの追い切り診断を公開

 競馬評論家の鈴木和幸です。先週に続き今週は秋のマイル王決定戦マイルチャンピオンシップの追い切り診断を公開します。エリザベス女王杯のシングウィズジョイのような穴馬を見つけておりますので、ぜひ参考にしてください。

第33回マイルチャンピオンシップ(GI)注目馬の最終追い切り診断

 [イスラボニータ]は、4ヶ月ぶりの前走が体重6kg増の482kg、しかし、この体重でこれまでに走ったことがあり、すでに体はできているとの判断だろう、中間はとくに強いケイコはしていない。9日の1週前追い切りもウッド5F67秒9-38秒8-12秒7でゴール前強めに追った程度。今週は、先週のその追い切りで納得がいったとみえて、5F70秒7-40秒6-12秒6の馬なりとまったくの軽め。いささか軽すぎる気もしないではないが、四肢をしっかりと伸縮させ、重心を沈めるすばらしいフォーム、少しでも追えばいくらでも速い時計が出せたであろう脚勢だったから心配無用。仕上げはこれでいい。

 先週の10日に、ウッド5F66秒5-38秒4-12秒0をいっぱいに追い切った[ガリバルディ]。今週は控えるのかと思いきや、坂路51秒7-38秒0-12秒8の時計を出してきた。ほとんど追ったところなしでこの時計こそ、もっかの具合のよさの証し。事実、バネの利いた弾むような動きで、手綱をとった福永もしびれんばかりの手応え。3ヶ月ぶりを叩かれて今度は完調、これ以上は望めない。

 [サトノアラジン]は前走が上がり33秒8の鬼脚V、それだけに反動が心配されたが、12、13日と連続して時計を出し元気いっぱい、はつらつとしている。今週は併走相手を2馬身前に置き、直線併せ。半ばで並んだと思う間もなく、1馬身、2馬身と突き抜けてゴールしたときは5馬身の大差。前半をセーブしたので全体時計はウッド6F83秒4-38秒6にとどまったが、ラスト1Fは11秒5と爆発的な伸び。もたつきが見られた前走からこっち、ついに完成といいきれるすごいデキになった。

フィエロ、ミッキーアイルに危険信号? 競馬評論家・鈴木和幸のマイルCS追い切り診断を公開!のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  2. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  3. 成績低下のM.デムーロ、三浦皇成に「不穏」な噂…腕だけなく馬質も重要な騎手業、彼らが不満を隠せなかった「決定的な理由」とは
  4. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  5. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  6. 天才・武豊と帝王・岡部幸雄の意地がぶつかり合った「天と地」の決戦。天皇賞・春(G1)に25年の時を経て再び訪れた「世紀の対決」
  7. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  8. JRA“6億円馬”ディナシー「セレクトセール最高落札馬は走らない」負の格言代表的存在が繁殖牝馬セールへ
  9. 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは
  10. サトノアラジンに「鬱」疑惑!? 香港マイル(G1)に挑む日本マイル王の電撃引退の「裏事情」とは