来年への試金石! 重賞戦線の常連集うチャレンジC(G3)を制するのは!?

 10日に阪神競馬場でチャレンジカップ(G3)が行われる。来年の重賞戦線での活躍が期待できる3歳馬から実績のある古馬まで楽しみなメンバーが出走を予定。この出走予定馬の中から注目馬を紹介する。

 G1の舞台での活躍が期待されていたフルーキー(牡6、栗東・角居厩舎)だったが、惜しい競馬が続いており、今年に入ってからはG1レースへの出走どころか未だに勝ち星を挙げられない屈辱を味わっている。年明けの中山金杯(G3)はスローペースの向かない展開の中、直線に入ってから伸びてきたものの3着に敗れてしまった。続く中山記念(G2)でもドゥラメンテ、アンビシャス、リアルスティールの4歳牡馬に屈しての4着だった。

 一息入れて臨んだ新潟大賞典(G3)、エプソムカップ(G3)でも2戦続けて2着とあと一歩で勝利を逃している。その後、秋にはマイル路線で戦ってきたが結果が伴うことはなかった。

 もともとの能力は高いものがあり、昨年のこのレースでは優勝。一昨年は2着と適性の高いこの舞台で久しぶりの勝利を飾り、今年をいい形で締めくくりたい。

 これまでの実績面では上位にいるディサイファ(牡7、美浦・小島厩舎)も虎視眈々と勝利を狙っている。前走のマイルCS(G1)ではゴール前のここからというところで不利を受け進路が狭くなるアクシデント。中2週での出走となるが、前走は競馬になっていないので疲労の心配も少ない。好調時の鋭い反応が見られれば、ここでの結果は確実に付いてくるはずである。溜まった鬱憤を是非ともここで晴らして欲しい。

 牝馬のタッチングスピーチ(牝4、栗東・石坂厩舎)にも勝機はある。2015年には同じコースで行われたローズS(G2)で2015年のオークス馬のミッキークイーンや2016年のエリザベス女王杯を勝利したクイーンズリングを負かしている。一度は勝利したことがある同世代のライバル達に名実共に追いつくため、ここは負けられない。1戦1戦、確実に勝ち星を積み重ねて大舞台での再戦を目指す。

 3歳馬ではブラックスピネル(牡3、栗東・音無厩舎)、クロコスミア(牝3、栗東・西浦厩舎)が出走を予定している。

 ブラックスピネルは出遅れなどが響き最近のレースでは結果が出ていないが、白百合S(OP)で見せたような前方の位置での競馬に持ち込めればここでも十分にチャンスがある。

 クロコスミアは小柄な牝馬ながらこの秋は充実している。前走の秋華賞(G1)は6着ではあったが勝ち馬とは0.6秒差と、G1でも通用する可能性を見せた。これまでも重賞で入着経験はあるが、来年以降もコンスタントに重賞戦線で戦い続けるために勝利という結果を出したい。

 その他にもメンバーでは唯一のG1馬クラリティスカイ(牡4、美浦・斎藤厩舎)、昨年のこのレースの2着馬で2走前の毎日王冠(G2)では3着と健闘したヒストリカル(牡7、栗東・音無厩舎)、近走は安定したレース運びを見せるようになっている充実期に入ったベルーフ(牡4、栗東・池江泰寿厩舎)なども出走を予定している。

 来年の主役になるべく各馬にとっては重要なチャレンジとなるこの1戦。ここで勝ち名乗りを上げ、更なる活躍へとつなげるのは果たしてどの馬になるか。

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