真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2016.12.06 13:36

【徹底考察】阪神JF(G1)リスグラシュー「矢作調教師もご執心!? 前走の内容に見る着差以上の潜在能力と『たったひとつ』の不安」
監修=下田照雄(栗東担当)
重箱の隅をつつくなら、仮にこれまで経験のない短距離並のハイペースに持ち込まれたとすると、確実に好走可能とは言い切れない。過去3戦で最も前半3Fが早かったのは、未勝利を突破した前々走の34秒8。例えば出走予定のアリンナ、(抽選次第だが)エムオービーナスといった1400m以下のレースを34秒台前半のペースで逃げた経験のある馬が、玉砕寸前の逃げ争いを演じることはパターンとして考えられる。
実際、過去20年における阪神JFで最も前半のペースが早かったのは、阪神外回りコースで行われるようになった2006年以降で12年の34秒1。この時1番人気を背負って4着に負けたのは、同じくハーツクライ産駒のコレクターアイテムだった。母系の血統背景が違うので一概には言えないものの、リスグラシューがコレクターアイテムと同じ徹を踏む可能性はゼロとは言えない。馬券を買うのであれば、そのあたりのリスクも考慮して買い方を工夫するのが得策だろう。
(監修=下田照雄(栗東担当))
PICK UP
Ranking
17:30更新引退・種牡馬入りが一転して現役復帰!? 数奇な運命をたどることになった競走馬たち
武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 「元イエスタカス」ダッシングブレイズ重賞制覇に高須院長も「イエス」!? 名前に翻弄された素質馬の飛躍が話題
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- JRAヴィクトリアマイル(G1)至高の”1000円”勝負!現場ネタが導く「アノ伏兵」が波乱を!?
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬