真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2020.12.31 08:00
JRAグランアレグリア「政権交代」告げたサプライズ! 女王アーモンドアイ消せない傷痕…… 「真の最強馬」が来年の競馬界を統一か【安田記念2020】
編集部

ルメール騎手も「スタートは良くなかったのですが、道中はスムーズでした」と展開による不利ではないと潔く認め、「勝ち馬の後ろから行って、直線追い出しましたが、いつものような脚ではありませんでした。コンディションは良かったのですが……」と状態面に問題はなかったと振り返るしかなかった。
しかし、ルメール騎手にとって幸運だったのは、敗れた相手のグランアレグリアもまた自身のお手馬だったことである。続投を願う池添騎手の想いは届かず、陣営からルメール騎手とコンビを復活してのスプリンターズS(G1)参戦が発表されることになる。
秋は天皇賞(G1)からジャパンC(G1)へ向かったアーモンドアイ、スプリンターズS(G1)からマイルCS(G1)へ向かったグランレグリアと、それぞれの道を進むこととなった。
どちらも見事な完勝でG1を連勝したのは衆知の通りだ。
その一方でグランアレグリアを管理する藤沢和雄調教師からマイルCSのレース後に、「あと400m延びても走れると思う。1200mは向かない。使うところを間違えたよ」と驚きの言葉も飛び出した。かつてバブルガムフェローやシンボリクリスエスで制したように、秋の天皇賞は藤沢師にとっても好相性の舞台。ルメール騎手も「距離を延ばしてもいけると思います」と2000mへの適性に太鼓判を押した。
グランアレグリアは短距離路線の選択が既定路線だったとはいえ、秋に両馬の対決が見られなかったことは非常に残念というしかない。アーモンドアイは9冠を達成してターフを去ったが、グランアレグリアは来年も現役を続行する。
どちらが真の女王だったのかの答えは、来年グランアレグリアがどのようなパフォーマンスを披露するかによって、証明されることになるのかもしれない。
PICK UP
Ranking
11:30更新
武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
有馬記念(G1)武豊「ウイニングラン」も残酷な結末! スペシャルウィーク、グラスワンダーが激突した1999年…… 最強世代の意地を懸けたラストバトル- 競馬版『無限の住人』!? 米最高峰の舞台に立った「独眼竜」馬に熱視線も、意外と多い「隻眼の強豪」
- ミスターシービー、ウオッカ、ヒシマサルの意外な共通点…馬名の由来は興味深いエピソードの宝庫【競馬クロニクル 第47回】
- 母の全兄は「G1優勝」の現役種牡馬! 新進気鋭のオーナーがJRA新馬戦初V
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- JRA松田国英「人を殺したわけじゃないけど……」ダートの怪物が引退に追い込まれた“不治の病”が「期待の新星」にも。定年まで4か月の名伯楽に再び試練が……
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- JRAノーザンファーム時代終焉へ「16億円」大勝負の“答え”が今週末に!? 「33億円の悲劇」から26年……日高関係者の“命運”を背負った良血がついにデビュー!
















