JRA【中山記念(G2)展望】昨年はラッキーライラックVSインディチャンプなど「G1馬」5頭共演→今年はまさかの……

ヒシイグアスとバビットは、乗り慣れた松山弘平騎手と内田博幸騎手がそれぞれ継続して騎乗する。一方、C.ルメール騎手に初めて手綱を委ねるのがクラージュゲリエ(牡5歳、栗東・池江泰寿厩舎)だ。
2018年11月の京都2歳S(G3)を最後に勝利から遠ざかっているが、鞍上強化で重賞2勝目を狙う。
19年には、皐月賞(G1)5着、日本ダービー(G1)6着とクラシックでも善戦していた素質馬も、その後は爪の不安などがあって、長期休養に入っていた。復帰予定だった昨年2月の京都記念(G2)では、右前挫跖のためレース前日に無念の出走取消。ようやく復帰したのは、それから9か月後の昨年11月だった。
復帰初戦のカシオペアS(L)こそ10着に敗れたクラージュゲリエだが、その後は中2週で臨んだアンドロメダS(L)で2着、そして1月の日経新春杯(G2)で3着と徐々に本来の実力を見せている。フルゲート超えの登録が想定されている今年の中山記念。無事ゲートインにこぎつけられれば、ルメールマジックで主役候補になり得る存在だ。
この他には、前走の京都金杯(G3)で12番人気の低評価を覆し、2年4か月ぶりの美酒を味わったケイデンスコール(牡6歳、栗東・安田隆行厩舎)、中山金杯では斤量が2kg軽かったヒシイグアスと0秒3差の3着に入ったウインイクシード(牡7歳、美浦・鈴木伸尋厩舎)。ともに年明け2戦目で一発を狙う。
サンアップルトン(牡5歳、美浦・中野栄治厩舎)に騎乗予定の柴田善臣騎手は、JRA最年長重賞制覇の記録更新が懸かる。また、この日をもって騎手を引退し、調教師に転身する蛯名正義騎手は、ゴーフォザサミット(牡6歳、美浦・藤沢和雄厩舎)で最後の重賞騎乗を迎える。
G1馬不在となった今年の中山記念だが、11年ぶりのフルゲートが濃厚。実力拮抗で、白熱した戦いになることは必至だ。発走は28日の15時45分を予定している。
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