真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2021.03.18 18:00
JRA大阪杯(G1)デアリングタクト敗れるもコントレイルは大丈夫!? 歴代三冠馬の古馬始動戦の明暗、7冠馬ディープインパクトに続けるか
編集部
ここまで例をみると、「さすがの三冠馬は古馬をも一蹴する……」と想像しがちだが、”先輩”馬の前に屈するケースもあった。
2011年の三冠馬オルフェーヴルは、翌年の阪神大賞典に登場。レースでは終始掛かり通しの上、2周目の3コーナー入口でコーナーを曲がらずに外ラチ近くまで逸走。単勝1.1倍の支持を裏切って2着に終わった。その後、平地調教再審査の制裁を受けたオルフェーヴル。天皇賞・春(G1)出走は無事にクリアしたが、後方のまま見せ場なく11着と敗れた。
最後に紹介したいのが、1941年に日本競馬史上初の三冠馬となったセントライトだ。現在の菊花賞にあたる「京都農林省賞典四歳呼馬」を勝利した後、中山競馬場で行われるハンデキャップ競走に出走する予定だった。ところがこのレースで背負わされる斤量が72キロに決定。馬主はこのハンデ重量に納得がいかず、潔く引退させたという話がある。
それぞれに波乱万丈のエピソードがある歴代三冠馬の古馬始動戦。自身を含めて3頭しかいない「無敗」の三冠馬コントレイルには、まずは無事に出走へとこぎつけて欲しいと祈るばかりだ。
PICK UP
Ranking
23:30更新- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
関連記事
JRA福永祐一コントレイル大阪杯(G1)始動の前に下り坂!? 大金星ギベオンと最下位ブラヴァスの明暗、頼みの中京で連敗トンネル延長戦
JRA大阪杯(G1)M.デムーロにサリオス「継続騎乗」のチャンス!? 2021年騎乗なしの「絶縁」堀宣行厩舎との関係に光明
JRAグランアレグリア「有馬記念が東京2400mなら使う」藤沢和雄調教師「23年前」時代に泣いた最強の証明へ。「VSコントレイル」大阪杯(G1)挑戦から伝わる思い
JRA レイパパレ大阪杯(G1)出走で「打倒コントレイル」に拍車!? ノーザンファーム系一口クラブが揃ってエース級を送り出す「真意」
JRA大阪杯(G1)は「空前絶後」の超ハイレベル!? デアリングタクト不在も「あの馬」が参戦決定! アーモンドアイ抜きでも史上最高「ジャパンC超え」の理由