JRA過去にはCMに起用! 武豊VS田原成貴、伝統の一戦・阪神大賞典(G2)騎手の腕が試された稀代の名勝負を振り返る!!

 そんな同馬の手綱をとり、見事にクビ差で勝利に導いた武豊騎手は、今年の阪神大賞典にも参戦が決定。同重賞への騎乗回数は、今年でなんと23回目となる。

 昨年までの過去22回の騎乗成績を調べると、特筆すべきは8回を誇る優勝数だ。なかでもメジロマックイーンに騎乗した1992年3月15日(第40回)では、自身の誕生日を祝う勝利を挙げている。

 自身のバースデー勝利を含む1着8回のほか、2着5回、3着2回で、勝率36.4%、連対率59.1%、複勝率は7割近い68.2%。すべての部門で現役最多記録を保持しているなど、まさに「阪神大賞典男」と呼ぶにふさわしい武豊騎手。

 ともに名ジョッキーとして、誰もが認める田原氏と武豊騎手が、阪神大賞典を得意としている点は、「長距離戦は騎手で買え」という競馬格言に当てはまる。

 3キロもの長さを走り切り、着差はわずか数センチ。コンマ数秒の差で着順が決まる長距離戦こそ、いかにロスなく馬を操り、どうやってゴール前の接戦に持ち込むか、騎手のウデが問われる一戦となる。見応えあるレースになることを期待して、今週末を楽しみに待ちたい。

関連記事

競馬最新記事

人気記事ランキング 17:30更新

競馬

総合

重賞レース特集
GJ編集部イチオシ記事
SNS