GJ > 競馬ニュース > ディーマジェスティ マウントロブソン  > 2ページ目
NEW

【徹底考察】皐月賞(G1)ディーマジェスティ&マウントロブソン 「三強の一角崩しへーー実力馬、侮ることなかれ」


【血統診断】
 ディープインパクト×ブライアンズタイムという配合は、今年のダイヤモンドS(G3)で3番人気に支持されたモンドインテロ他、ダートの中長距離馬やスタミナ型の馬が多い。つまり、この配合は母父ブライアンズタイムの特色が出やすいということだ。そういった点で切れ者のディーマジェスティは異色の存在と言えるが、ブライアンズタイムも全盛期は毎年のようにクラシック候補を送り出していた。マスターダービー×サドラーズウェルズ×ブライアンズタイムという配合はスタミナ十分で、ディープインパクト産駒でも菊花賞(G1)まで楽しめる配合。叔母には牝馬ながらステイヤーズS(G2)で2着したエルノヴァがいる。パワーもあるため、中山も苦にしないはずだ。

≪結論≫
 考察でも述べたように、今年の共同通信杯は持続力が要求された厳しい流れで、人気馬が消えたからといって決してレベルの低いレースではない。ただし、血統診断でも触れたようにディーマジェスティは今年の共同通信杯のような、もっと言えば「従来」の皐月賞のようなタフな流れでこそ浮上できる馬だ。従って、この馬にとって、最大の問題点は皐月賞が昨年のような瞬発力勝負になった場合に厳しくなることだろう。繰り返しになるが、昨年がたまたまだったのか、それともエアレーションの影響で傾向自体が変わったのか。こればかりは今年の結果で判断するしかない。

 最後に主戦の蛯名正義騎手と二ノ宮敬宇調教師と言えば、エルコンドルパサーとナカヤマフェスタという2頭の凱旋門賞(仏G1)2着馬を送り出した名コンビ。本馬も活躍如何によっては、壮大な夢が描かれるかもしれないだけに楽しみだ。

【徹底考察】皐月賞(G1)ディーマジェスティ&マウントロブソン 「三強の一角崩しへーー実力馬、侮ることなかれ」のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  2. JRA川田将雅「北村友一斜行」に激怒か。「不利を受けたなんて言うのは10年早い」数々の伝説と「これでも丸くなった」説
  3. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  4. JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
  5. 「助手席に誰も乗っていない」「同乗者は制止不可能だった」謎多きJRAの説明…憶測飛び交う角田大河の函館コース侵入
  6. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  7. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
  8. 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
  9. 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
  10. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?