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JRA武豊&川田将雅が福島牝馬S(G3)“攻略ヒント”提供!? 「◎」は新潟替わり “歓迎”の条件馬【八木遊のフォーメーション馬券予想】

「○」には5枠9番アブレイズ(牝4歳、栗東・池江泰寿厩舎)を指名する。

 昨年はデビュー2連勝でフラワーC(G3)を制覇。無敗でオークス(G1)に挑んだが、17着に大敗した。骨折休養を経て、ローズS(G2)、秋華賞では2桁着順に沈むなど、現在5連敗中だ。

 連敗中の5戦で唯一好走したのが2走前の愛知杯(G3)だった。スタートで後ろに下がり、後方で脚を溜めると、4角15番手から直線大外をウラヌスチャームとともに鋭伸。勝ったマジックキャッスルには0秒5差をつけられたが、4着に追い込み、復活に一歩近づいた。

 しかし、前走の中山牝馬S(G3)では再び2桁着順となる12着に沈んだ。ただし、敗因は明らかで、初めてとなった道悪競馬(不良馬場)が全て。この一戦は度外視していいだろう。

 状態の良さも高評価の理由の一つだ。先週、今週と栗東坂路で好時計をマーク。特に21日の最終追い切りでは、この日の一番時計(タイ)となる51秒0をたたき出し、あとは新潟への輸送をクリアできるかどうかだろう。

 7枠13番ドナアトラエンテ(牝5歳、美浦・国枝栄厩舎)は安定感抜群で、無印にはできない。もちろん1着の可能性は高いが、あえて「▲」とする。

 この馬も前走の中山牝馬Sで道悪に泣いた1頭だ。良馬場濃厚で鞍上が4週連続重賞制覇中の川田騎手なら、当然有力候補と考えるべきだろう。「力さえ発揮できれば重賞でもチャンスはありますよ」と国枝調教師のコメントからも自信がうかがえる。

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「△」は3枠5番クラヴァシュドール(牝4歳、栗東・中内田充正厩舎)。勝ち鞍は新馬戦のみで、昨年の桜花賞(G1)から6戦連続馬券圏外とそのポテンシャルを発揮できないまま、4歳春を迎えた。

 デビューから阪神JF(G1)までの3戦で手綱を取った、藤岡佑介騎手に手が戻るのは間違いなくプラス。また、良馬場で行われた2000m以下のレースに限ると、「1-2-1-2」で、2度の着外はどちらも5着と大負けしていない。新潟の長い直線を味方につけ、2勝目を狙う。※疾病のため出走取消になりました。

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