GJ > 競馬ニュース > 不名誉な“日本記録”を更新 走り続ける事情とは?  > 2ページ目
NEW

トウカイテイオー最後の産駒と対戦予定だった「ハルウララ」より勝てない馬 不名誉な“日本記録”を更新し続けても走り続ける事情とは?

【この記事のキーワード】, ,

 ダンスセイバーはじめ多くの競走馬は馬主が調教師へ預託料を支払い、馬の調教や世話をお願いしている。そのため、競走馬は最低でも預託料を埋め合わせる程度の賞金を稼がなければ“赤字”となり、馬主から手放される可能性が高くなる。

 ちなみにダンスセイバーが所属するホッカイドウ競馬の預託料は月約17~36万円程度のようだ。では、今なお未勝利で苦戦が続くダンスセイバーは、どうやって自らの預託料を稼いでいるのか。

 それが、「出走手当」という制度だ。

 出走手当は、着順に関係なくレースへ出走する支給される手当だ。ホッカイドウ競馬の場合、ダンスセイバーが在籍するC4クラスでは一走ごとに7.5万円支給される。そのため、月に3回完走さえすれば、預託料のほとんどを稼いだ計算になる。着順によっては出走手当以外の賞金も獲得できるが、少なくとも必ず貰える出走手当を預託料のアテにするならば走り続けるしかないのだろう。

 ダンスセイバーの凄さは、怪我をしやすいサラブレッドながら大きな怪我を負わず200戦以上走り続けていることだ。怪我なく走り続けたハルウララが現在安らかに余生をおくっているように、同じく走り続けたダンスセイバーにも幸ある未来が待っていることを願いたい。

(文=寺沢アリマ)

<著者プロフィール>
大手スポーツ新聞社勤務を経て、編集部所属のライターへ。サラ系・ばん馬のどちらも嗜む二刀流で「競馬界の大谷翔平」を目指すも収支はマイナス。好きな競走馬はホクショウマサル。目指すは馬券的中31連勝だが、自己ベストは6連勝と道は険しい…。

トウカイテイオー最後の産駒と対戦予定だった「ハルウララ」より勝てない馬 不名誉な“日本記録”を更新し続けても走り続ける事情とは?のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  2. JRA無敗の三冠馬が何故「4番人気」の屈辱を味わったのか。ジャパンC(G1)8戦8勝の「皇帝」シンボリルドルフに流れた“不安説”とは
  3. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  4. JRA主導「大改革」により崩れ始めた「影の王」の絶対的権限!? 横山典・蛯名騎手に続き「アノ騎手」がエージェント制度に「不満」をぶちまけた!
  5. 四位洋文騎手が「トラウマ」嘆く……武豊騎手も不快感を露にした昨年「マイルCS」ディサイファの悲劇
  6. 戸崎VSルメールによる熾烈なリーディングジョッキー争い。エージェントも絡む「最強タッグ戦」の鍵を握るのはやはり社台グループか。
  7. 「能力はかなりありそう」武豊が高評価した良血がデビュー2戦目!「あの現役種牡馬」に続くドバイ&米国三冠レース挑戦の可能性も?
  8. JRA歴代G1最多コパノリッキーの「真実」。Dr.コパが語った武豊騎手引退式「爆弾発言」と田辺騎手「作戦会議in銀座」
  9. 【特別追悼寄稿】「さらば、坂路の申し子ミホノブルボン」競馬の常識を覆した「雑草魂」は25年の時を経て、天国で待つライバルの元へ
  10. JRA史に残るオールカマー伝説の大逃げ ~君はツインターボを知っているか?~