GJ > 競馬ニュース > エアスピネル前走考察  > 3ページ目
NEW

【エアスピネル前走考察】武豊騎手が東京新聞杯(G3)に向け示した今後の課題と可能性。約1年2カ月ぶり勝利で見えた高いマイル適性で「覚醒」?

【この記事のキーワード】, ,

 勝負どころで外々を回らされ直線入り口では6番手、先頭まで2馬身以上の差があったエアスピネル。だが、そこからラスト200mのハロン棒を通過する頃には先頭に立ち、逆に後続を1馬身ほど突き放しにかかっている。

 この間のレースラップは11.5秒。おそらくこの区間でほぼ先頭にいたマイネルハニーのラップと考えていいだろう。エアスピネルはその200m区間で約2馬身差を詰めた上に、最終的には1馬身突き放している。したがって、エアスピネルのラップは推定11.1秒、もしくは11.2秒といったところか。

 さすがに最後はハイペースを前から押し切ろうとしたことや、早めに先頭に立ったことなどでブラックスピネルに詰め寄られたが、例え1ハロンでもあれだけ速い上りが使えたことは大きい。

 仮にこういった末脚が3ハロン持続すれば、33.3秒から33.6秒。あくまで理論上だが、これはここまで超スローペースだった新馬戦の33.9秒を除くと、すべて34秒以上の脚しか使えなかった本馬にとって大きな可能性を示唆している。瞬発力に磨きをかけるということは、エアスピネルが今後G1を勝つために避けては通れない課題の一つだからだ。

 レース後、主戦の武豊騎手が「直線では弾けると思いましたが、もたついてしまいました」と話したのは、おそらく瞬発力に課題があるからだ。

 勝ったにもかかわらず、そういった声が聞かれるのはエアスピネルに対する期待が高い証拠だ。昨年の年度代表馬キタサンブラックと並んで、稀代のカリスマ騎手が「今年の一頭」に挙げたエアスピネル。ここで進化した姿を披露し、天才騎手の期待に応えたいところだろう。

【エアスピネル前走考察】武豊騎手が東京新聞杯(G3)に向け示した今後の課題と可能性。約1年2カ月ぶり勝利で見えた高いマイル適性で「覚醒」?のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「宝塚記念で2億円ゲット」ミラクルおじさんは本当に存在したのか? オーナー反対も調教師が自分で出資して菊花賞挑戦…怪奇満ちるヒシミラクル伝説【競馬クロニクル 第13回】
  2. 「小倉専用機」の血を改めて証明!悲運の死を遂げたファンタジスト、単勝万馬券演出ボンボヤージに続く重賞制覇
  3. 今の競馬ファンは「ハズレ馬券」を投げ捨てない? 競馬場から姿を消した「敗者の断末魔」と感情のままに宙を舞い続けた「ハズレ馬券」の現在
  4. 賛否の「謹慎前ガッツポーズ」から2カ月…角田大河が“勝率55%”の相棒と挑む大舞台
  5. JRAインディチャンプ「52戦1勝」の絶望!? 阪急杯(G3)体型“スプリンター化”も……ステイゴールドの血には逆らえない?
  6. JRA川田将雅「騎乗停止」も”ノーペナルティ”の謎……「前例」武豊が切実に訴える欧州と日本の競馬を取り巻く環境問題
  7. 「そういえば、ビリーヴは牝馬やったな」から20年…「JRA賞」の栄誉は孫世代へ
  8. JRA小倉の川田将雅は「2回に1回」馬券に絡む!? 勝率は他騎手の複勝率をも凌駕、武豊にも負けない「競馬一族」のルーツを探る
  9. JRA必ず当たる馬券「全通り」買いを検証。少頭数レースこそ「荒れる」は本当なのか……。浮かび上がった馬券術とは
  10. JRA「令和初日」東京競馬場”ゲリラ雹雨”で前代未聞の開催中止! 日本ダービー(G1)トライアル中止に気になる「代替開催」は……