GJ > 競馬ニュース > 武豊騎手と北島三郎オーナー
NEW

武豊騎手と北島三郎オーナーの思いに「ズレ」が!? 名手がキタサンブラックのフランス遠征を熱望する「理由」

【この記事のキーワード】, ,
takeyutakasabuchan.jpg競馬つらつら」より

 今年の中央競馬において、間違いなく主役の1頭に数えられるキタサンブラック(牡5 栗東・清水厩舎)。春のローテーションは大阪杯→天皇賞→宝塚記念ですでに決定しているが、秋のローテーションに関しては意見が割れている(?)ようだ。

 30日にザ・プリンス パークタワー東京で開催された2016年度のJRA賞受賞式。年度代表馬であるキタサンブラックの馬主である歌手の北島三郎オーナーは、当然ながら式の主役である。

 すでに現役最強の1頭であるキタサンブラックの今年の動きというのは、競馬界においてもっとも注目される事柄。秋のフランス凱旋門賞への挑戦すらも期待される存在となった名馬だが、当の馬主は悩みの中にあるようだ。

 北島オーナーは「まずは春の3レースを全力で」と、夏以降のローテーションに関しては明言を避けている。愛馬の海外遠征に対する不安も口にしており、今後の事に関しては決めていない様子だった。これほどの強豪を有していれば、進路に悩む気持ちも十分に理解できる。

 一方、武豊騎手は「キタサンブラックは(凱旋門賞が行われる)シャンティイの芝適性はあると思います」と冗談めかしてオーナーに「アピール」している。

「武騎手にとって長年の悲願である凱旋門賞制覇をキタサンブラックで果たしたいという思いは強いでしょう。何より、キタサンブラックの柔軟なレースぶりが海外で活きるという確信があるのではないでしょうか。逃げも先行もこなし、馬場や場所に左右されないのが同馬の強み。かつて武騎手は凱旋門賞を勝つ馬の条件として『欠点のない馬』と語っていましたが、キタサンブラックはまさにそれに当てはまります。オーナーの気持ちがフランスに向くことを熱望するのも当然でしょう」(競馬記者)

武豊騎手と北島三郎オーナーの思いに「ズレ」が!? 名手がキタサンブラックのフランス遠征を熱望する「理由」のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  2. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  3. JRA“6億円馬”ディナシー「セレクトセール最高落札馬は走らない」負の格言代表的存在が繁殖牝馬セールへ
  4. 成績低下のM.デムーロ、三浦皇成に「不穏」な噂…腕だけなく馬質も重要な騎手業、彼らが不満を隠せなかった「決定的な理由」とは
  5. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  6. 天才・武豊と帝王・岡部幸雄の意地がぶつかり合った「天と地」の決戦。天皇賞・春(G1)に25年の時を経て再び訪れた「世紀の対決」
  7. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  8. JRA M.デムーロ「低迷」のきっかけはドウデュースの調教師!? 復権に欠かせないのは失った信頼関係の改善か
  9. サトノアラジンに「鬱」疑惑!? 香港マイル(G1)に挑む日本マイル王の電撃引退の「裏事情」とは
  10. 四位洋文騎手が「トラウマ」嘆く……武豊騎手も不快感を露にした昨年「マイルCS」ディサイファの悲劇