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JRA父譲りの「天才的」センス見せた横山和生の存在感! 神騎乗は「マイネルデムーロ」だけにあらず、サマー2000シリーズ最終戦でファミリー最先着

 そのどちらにも騎乗していた横山和騎手なら、迷わず先行策を採ったとして不思議ではなかったはず。にもかかわらず、道中は10番手という後方待機策からの差す競馬で結果を残したことは、横山和騎手もまた見事なモデルチェンジでパートナーの新味を引き出したといえる。

 これが単に偶然だったのかどうかの答えは、レース後に横山和騎手が残した「こういう競馬を試してみたいと思っていた」というコメントにある。この内容から、予想外と思われた今回の後方待機策も、横山和騎手の選択肢には入っていたことがわかる。

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 思えば父の横山典弘騎手も、ときには度肝を抜くマジックでファンを驚かせる名手だ。

 福永祐一騎手とのコンビでG1を勝てなかったカンパニーを、それまでの追い込み一辺倒から先行脚質へとモデルチェンジ。効果抜群だった乗り替わりは、秋の天皇賞(G1)で女傑ウオッカの撃破、引退レースとなったマイルCS(G1)での有終の美を飾った立役者でもあった。

 クラヴェルの父は3着、パルティアーモの武史騎手は11着と敗れたレースで、ファミリー最先着の2着と抜群の存在感。現在は三男の武史騎手により多くのスポットライトが当たっているとはいえ、天才のDNAが長男にもしっかりと受け継がれていたことが垣間見えた一戦だった。

(文=黒井零)

<著者プロフィール>
 1993年有馬記念トウカイテイオー奇跡の復活に感動し、競馬にハマってはや30年近く。主な活動はSNSでのデータ分析と競馬に関する情報の発信。専門はWIN5で2011年の初回から皆勤で攻略に挑んでいる。得意としているのは独自の予想理論で穴馬を狙い撃つスタイル。危険な人気馬探しに余念がない著者が目指すのはWIN5長者。

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