真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.03.18 10:11
JRAが主導する”大改革”で超一流ベテラン騎手が「騎乗馬なし」の異常……競馬界の水面下で今、一体「何」が起こっているのか?
編集部
エージェントの多くは同時に各スポーツ新聞や競馬新聞のトラックマン(主にトレセンで取材を行い、最終的に紙面に予想を掲載する記者)を兼業している者が多く、実に全体の8割程度が「兼業エージェント」だという。
無論、いきなり全面廃止というわけではなく、段階を踏んで「兼業エージェント」の減少化を進めていく方針だが、いずれにせよ兼業者は近い将来、トラックマンを続けるのか、それとも専業のエージェントになるのかの選択を迫られることになる。
「JRAがこれまで”野放し”にしていたエージェント制度にメスを入れる決断を下したのは、最大の顧客となる馬主から多くの批判があったからといわれています。騎手と馬主との間に、機械的に騎乗馬を選別するエージェントが入ったことによって以前の関係性が壊れてしまい、長年培っていた騎手との繋がりを失ってしまった馬主の方もいるようです。
エージェント制度の確立で、騎手は昔のように騎乗馬を求めて厩舎回りをする必要性が減少し、より騎乗技術に磨きをかける時間が取れるようになりました。そういったプラスの面もありますが、今や競馬サークル内で重要なポジションに就くエージェントが騎手や調教師とは別に、馬券を買えてしまうところも以前から問題視されていた点です」(競馬記者)
そういったJRAの方針を受け、現場の競馬関係者にも目に見えて大きな動きがあった。関東を代表するベテランの横山典騎手と、蛯名騎手がエージェントを解約したのだ。
すでにJRAのホームページ上でも横山典騎手と蛯名騎手の騎乗依頼仲介者は「空欄」になっており、契約を解除したことが見て取れる。おそらくは先駆けてJRAの方針に従うことで、他の後輩騎手への”示し”をつけた行動とみられている。
PICK UP
Ranking
11:30更新
JRA横山和生「美人過ぎる」あの有名バレットと結婚してた!? 当時は競馬ファンの間でも話題、タイトルホルダー活躍の裏に「内助の功」効果バッチリ
横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛- 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
- 有馬記念(G1)武豊とオジュウチョウサン「偉大なる挑戦」最終章……常識外れの11連勝、今世紀最強障害馬が示す「答え」は
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- JRA有馬記念(G1)「伝説の逃走劇」はキタサンブラックでも、ダイワスカーレットでもなく、あの馬!? 前走4馬身圧勝から狙うレジェンドの再現
- C.スミヨン騎手「サンデーが拒否」原因はC.ルメール騎手? ドバイターフ(G1)リアルスティール「鞍上ドタバタ劇」の裏事情
- JRA藤沢和雄調教師「安田記念3頭回避」の謎。「ルメールLOVE」ではない狙いが?
















