真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.03.20 10:58
怪物エピカリス&武豊アディラートの”最強コンビ”が出陣!日本馬にチャンス大のUAEダービー(G2)展望
編集部
欧州でデビューして4戦は善戦止まりだったが、仏国のクリテリウム・アンテルナシオナル(G1)で本格化。後続に5馬身差をつけて圧勝している。また、前哨戦となる2月に行われたUAE2000ギニーズ(G3)でも5馬身3/4の圧勝。着差だけでなく、本番と同じメイダン競馬場のダートに適性を示していることは大きい。間違いなく日本勢の脅威となるであろう存在だ。
また、ダート初挑戦ながらアイルランドのランカスターボマー(牡3歳、A.Pオブライエン厩舎)も実績では一枚上の存在。戦績こそ6戦して1勝止まりだが、デューハーストS(英G1)やBCジュベナイルターフ(米G1)で2着がある強豪だ。半兄に欧州のマイルG1を3勝したエクセレブレーションがいる良血馬で、ダート適正さえあれば怖い1頭だ。
良血馬では、母がケンタッキーオークス馬となるフォーリー(牡3歳、M.デ・コック厩舎)も面白い存在だ。本番と舞台設定が同一の前哨戦アル・バスタキヤでは、スタート直後に落馬するアクシデントがあったが、その前のレースではメイダンのマイル戦で5馬身差の圧勝を飾っている。まともに走りさえすれば、ここでもそん色ない力の持ち主だ。
いずれにせよ、全体的なメンバーレベルはラニが勝った昨年を上回る可能性が高い。ただ、エピカリスとアディラートという、現時点での”最強コンビ”に対する期待も昨年を大きく上回っているだけに、2年連続で世界に日本馬の力を見せつけてほしいところだ。
PICK UP
Ranking
23:30更新- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!