真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.03.23 07:10
【毎日杯(G3)展望】大器サトノアーサーがクラシックに向け再スタート! 出世レースに素質馬集結!
編集部
昨年の札幌2歳S(G3)を制しているトラスト(牡3、栗東・中村厩舎)は、重賞ウィナーとしての貫禄を示せるか。昨年の札幌2歳Sでの勝利以降は善戦を続けているものの、勝利することが出来ていない。しかしながら、前々走の朝日杯FS(G1)、前走のシンザン記念(G3)から距離が延びるのはプラス材料といえる。瞬発力に秀でたタイプではないので、前目で流れに乗ってレースを進め得意の形に持ち込みたいところ。目標の日本ダービー(G1)、その前の皐月賞(G1)に向けていい流れを作れるだろうか。
京成杯(G3)では勝ち馬にクビ差まで迫ったガンサリュート(牡3、栗東・安田厩舎)は真価を問われるレースとなる。以前までは先行して前目で競馬をしていたが、京成杯ではスタートでの遅れもあったためか中団を追走し追い込む競馬をみせた。展開に左右されない脚質の自在性を確認できたことは大きな収穫だったろう。未勝利を脱するまでには4戦を要し苦労したが、今回と同じ舞台で負けた相手は重賞勝ちのカデナ、リスグラシューとすでに実績を残しているメンバー。その相手に2着2回ならば能力的に見劣りするということは無い。前走がフロックだったと言われないためにも、ここで結果を残しクラシックへの出走を果たしたい。
他にも、朝日杯FS(G1)で結果は出なかったが、人気を集めていたクリアザトラック(牡3、栗東・角居厩舎)の巻き返しや、潜在能力を評価されている良血馬のキセキ(牡3、栗東・角居厩舎)など、見どころ十分な注目馬が出走を予定している。
毎日杯(G3)はディープスカイ、ダノンシャンティ、キズナなど後の3歳世代のG1レースを勝利する馬達を輩出してきた出世レース。今年もこの中から今後のクラシック路線で主役となるような活躍馬が誕生するかもしれない。注目のレースは25日(土)15時35分に阪神競馬場で発走予定となっている。
PICK UP
Ranking
23:30更新- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!