真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.04.16 17:18
【皐月賞(G1)回顧】「信じられない」若武者・松山弘平とアルアインが大波乱の主役に躍り出る! ファンディーナ69年ぶりの偉業ならず
編集部
ラスト200mを切ってファンディーナが脱落し、先頭はこの3頭の争いに。そこからペルシアンナイトが一瞬先頭に立つも、そこにアルアインが一歩ずつねじ伏せるように強襲。最後はクビ差だけ交わしてゴールに飛び込んだ。
「信じられない気持ちです。乗せていただいた関係者の方々に感謝したいです」
これがデビュー9年目でこれが初のJRA・G1制覇となった松山弘平騎手は、感無量といった感じで勝利騎手インタビューに応じた。昨年はミッキーアイルと挑んだ高松宮記念とスプリンターズSで共に2着。朝日杯フューチュリティSでも3着と、G1であと一歩の涙をのみ続けていた。
「ここまで育ててくれた家族。特に祖父が競馬好きで……今はもういないんですが『ついにやったよ』と伝えたいです。馬場の悪い3、4コーナーで少し手応えが悪くなりましたが、最後はしっかり伸びてくれた。勝ちに行って外の少しよれましたが、馬が頑張ってくれました。(前走の感触から)ここでも十分にやれると思っていました。長所は自在性のあるところで、乗りやすい馬なので距離が伸びても大丈夫だと思います」
これで前走の毎日杯(G3)に続く連勝。主役として迎える日本ダービー(G1)では、また新たなプレッシャーと戦うことになるだろう。
一方でインコースから上手な競馬をし、一時は先頭に立ったペルシアンナイトは最後の最後で競り負けて2着。鞍上のM.デムーロ騎手は「もう少しスムーズだったら……」と悔やんだが、リーディング騎手として変わらず好調を維持しているようだ。
3着にはしぶとく粘ったダンビュライト。今年の3歳が初年度産駒となる新種牡馬ルーラーシップが見せ場を作った格好だ。ファンディーナを徹底マークし、競り落としたところまではレース後に「持ち味は出せた」と語った武豊騎手の青写真通りだったが、最後に失速してしまった。
PICK UP
Ranking
11:30更新
JRA最高獲得賞金・テイエムオペラオー「行方不明」の実態。DQNファンの度重なる”異常行動”にゴールドシップやオグリキャップなど被害続々……
武豊命名「5爺」に激震走るナンバー3の卒業…有馬記念でメジロマックイーンを撃破、迫られる「欠員補充」の最有力候補とは
JRA幸英明「大活躍」は「アレの抑制」だった!? 競馬界きっての「愛され男」が手に入れた「感覚」と境地- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 母の全兄は「G1優勝」の現役種牡馬! 新進気鋭のオーナーがJRA新馬戦初V
- 四位洋文騎手が「トラウマ」嘆く……武豊騎手も不快感を露にした昨年「マイルCS」ディサイファの悲劇
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……















