川田将雅「絶賛」縁の超良血がデビュー戦で撃沈…2年連続ストーリー叶わず、姉の二の舞

「この1年はなかなか重賞にも手が届かず苦しい1年でしたが、やっといい頃に状態が戻ってくれて、大事なところで結果を出せて嬉しい」
今から遡ること8年前の2014年。エリザベス女王杯(G1)をラキシスで制した川田将雅騎手は、レース後にそう喜びを口にした。
クラシックこそ間に合わなかったものの、3歳秋から一気に本格化したラキシス。だが、川田騎手が「苦しい1年」と語ったように、格上挑戦だった前年のエリザベス女王杯で2着した後は、重賞で人気を背負うケースが増えるも勝ち切れないレースが続いていた。
それでも、オールカマー(G2)2着から臨んだ2回目のエリザベス女王杯でついにタイトルを獲得。ようやく掴んだ重賞初勝利がG1ということも重なり、新馬から主戦を務めていた川田騎手にとっては喜びもひとしおだったに違いない。
そんなラキシスも引退後は繁殖牝馬として、2017年から毎年産駒を世に輩出している。
同馬の仔に騎乗して川田騎手が勝利しようものなら、感慨深いストーリーの続編ともなるわけだが、ラキシスの産駒は先週末時点ですでに2頭デビューしているものの、いまだ川田騎手とのコンビで勝利はない。
昨年も川田騎手はラキシスの仔レッドミラージュの新馬戦に騎乗したものの、3番人気で7着と結果を出せず。同馬はその後2勝クラスまで出世しているが、跨ったのは新馬の一度きりだ。
結果を出せなければ、交代も避けられない騎手の世界では、こういった展開は珍しくない。次にラキシスの仔に騎乗する機会があれば、川田騎手にとっても力が入る一戦となるだろう。
そして24日に行われた阪神の新馬戦で、そのチャンスは巡ってきた。父エピファネイア×母ラキシスの仔マキシ(牡2、栗東・辻野泰之厩舎)の手綱を任されたのだ。
「絶賛」縁の超良血がデビュー戦で撃沈…
1週前の追い切りでは、栗東ウッドでラスト1ハロン11秒5と抜群の動きをみせていたマキシ。調教に跨った川田騎手も、陣営に「すごくいい」と絶賛していた。
ところが2番人気に推されたレースでは、中団よりやや後方から追い上げるも、勝ち負けどころか5着が精一杯。ラキシス産駒との初勝利は、またしてもお預けとなった。
「レース後に川田騎手が『調教で感じていた通り、とてもいい馬です』と話していたように、ポテンシャルがあるのは間違いなさそうですが、残念な結果に終わってしまいました。
ただ、直線に入る際には大外を回ったにもかかわらず、上がり2位の末脚でよく伸びているだけに着順ほど悲観する必要はないでしょう。川田騎手にとっても縁ある血統ですから、次回こそ決めてくれるのではないでしょうか」(競馬誌ライター)
レース後には、「まだまだこれから成長を伴っていくでしょうし、この良さを出せるように成長できれば」と今後の成長を見据えた川田騎手。仮に継続騎乗が叶うようなら、今度こそラキシスの仔で、初勝利を掴むことができるだろうか。
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