武豊「キーファーズ」一口馬主クラブの良血馬デビューを見学!?「武豊じゃないのか」の声も

28日、中山6Rに行われた2歳新馬戦(ダート1200m)は、ハナを奪った浜中俊騎手のラヴェリテ(牝2歳、栗東・武幸四郎厩舎)が後続に3馬身半差をつけて圧勝した。
2022年最後の新馬戦として注目を集めたこのレースは、来年2月に引退を予定している福永祐一騎手のラプトゥリーが単勝2.7倍で1番人気。ラヴェリテはそこから少し離された4番人気、単勝7.1倍の支持を受けていた。
フルゲート16頭立ての2番枠からダッシュを利かせて先行争いを制すと、テンの3ハロンを34秒8で通過。直線に向くと脚を伸ばして後続を一気に突き放し、楽々と逃げ切り勝ちを収めている。
「内枠ということでハナに行き切ったのが正解だったと思います。このメンバーの中では力も一枚抜けている印象、直線の半ばでほとんど勝負ありでしたね。
ダートのデビューとなったのは、育成の段階でアクシデントがあった影響でしょうか。今日のスピードを見る限りだと、ゆくゆくは芝を試してみるのも面白そうです」(競馬誌ライター)
ラヴェリテは父ロードカナロア、母はフランスで3勝をあげたプラスヴァンドームという血統。5連勝で2013年の仏2000ギニー(G1)を制したスタイルヴァンドームを半兄に持つ良血馬だ。
レース後のネット掲示板やSNSなどには「いい勝ち方だった」「良血なのでこれからも期待」「(未勝利で中央登録を抹消された兄)ゲーテの分も頑張ってほしい」などのコメントが寄せられていた。
また中には「インゼルなのに鞍上は武豊騎手じゃなかったんだな」といった声も見られた。
武豊騎手「キーファーズ」の良血馬デビューを見学!?

ラヴェリテを所有するのは、武豊騎手と懇意のキーファーズ・松島正昭氏が設立した一口馬主クラブのインゼルレーシングだ。同クラブの主戦が騎乗数・勝利数ともにトップの武豊騎手であることは間違いない。
そのレジェンドはこの日、ホープフルS(G1)に騎乗するため中山競馬場に滞在。この6Rは空いていたが、浜中騎手が手綱を務めていたことで違和感を覚えたファンもいたようだ。
「ラヴェリテはもともと今月24日の阪神ダート1400mでデビューを予定していたものの除外に。ちなみにこの日の阪神には武豊騎手も参戦していましたが、同馬の鞍上には藤岡康太騎手が想定されていました。
スライドした今回も武豊騎手ではなく浜中騎手に依頼したのを見ると、陣営はこの馬に関して武豊騎手に拘らない起用を考えていそうですね。インゼルの馬としては珍しいです」(同)
また、しっかりと結果を残した浜中騎手はレース後「初戦としてはいい走りをしてくれました」とのコメントを残している。
年明けも引き続き浜中騎手がコンビを組むのか、あるいは藤岡康騎手に戻るのか、それとも……。ジョッキーを含めて今後のラヴェリテに注目してみるのも面白いかもしれない。
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