GJ > 競馬ニュース > クイーンズリング秋春「統一女王」へ  > 3ページ目
NEW

クイーンズリング「悪夢」の前走は度外視できる? ヴィクトリアマイル(G1)で秋春「統一女王」君臨のために「2つ」の重要ポイント


 前走の大敗劇の最大の原因は間違いなく落鉄だが、同時に陣営はゲート練習を重ねたせいで発馬が良すぎたことも敗因に挙げている。つまり、好スタートを切りすぎたせいで、馬がヤル気になって掛かり気味になってしまったということだ。

 ただ、その一方でヴィクトリアマイルとまったく同じ東京のマイルで行われたNHKマイルC(G1)では2番手追走のアエロリットが勝ち、逃げたボンセルヴィーソが3着と明らかに先行有利の馬場状態。今週は土曜日に降雨の予報があるが水捌けの良い東京コースだけに、レースを良馬場で迎えられた場合、先週の傾向を引き継いでいる可能性が高い。

 そうなるとクイーンズリングが勝つためには、前走で見せたような積極策が必要になる。ただ先述した通り、前走はそれが原因で引っ掛かっており、デムーロ騎手には難しい判断が迫られそうだ。できることなら内枠を引いて、前に馬を置く展開が理想か。

 3歳春にはフィリーズレビュー(G2)を勝ち、クラシックを完走したクイーンズリング。だが、桜花賞ではレッツゴードンキに、オークスと秋華賞ではミッキークイーンの前に敗退。その2頭が主役の一角としてそろって出走している今回のヴィクトリアマイルで、あの時の借りを返しておきたいところだ。
(監修=下田照雄(栗東担当))

クイーンズリング「悪夢」の前走は度外視できる? ヴィクトリアマイル(G1)で秋春「統一女王」君臨のために「2つ」の重要ポイントのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
  2. 武豊「世界レベルでやれる馬」海外重賞ウイナーと再コンビ決定! 気になる「主戦」川田将雅の動向は?
  3. セン馬の「競走寿命が長くなる」という話は本当か?明け5歳で早くも”引退勧告”を受けたノンコノユメが切ない
  4. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  5. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  6. JRA最高獲得賞金・テイエムオペラオー「行方不明」の実態。DQNファンの度重なる”異常行動”にゴールドシップやオグリキャップなど被害続々……
  7. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  8. 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
  9. 武豊の次に「上手い」のはアキヤマ!?「世界No.1」のR.ムーア騎手が「上手な日本人騎手」として武豊騎手の次に挙げた”意外”な名前
  10. 弥生賞(G2)ニシノデイジーは何故「今年0勝」勝浦正樹なのか? 西山茂行オーナーが語るクラシック”異端児”誕生の奇跡【特別インタビュー】