真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.05.16 07:15

レーヌミノルは常識覆す「第2のキタサンブラック」!? 距離不安が囁かれる今年の桜花賞馬がオークス(G1)で崩れない「動かぬ証拠」とは
編集部
つまりレッツゴードンキ以外は、大きく崩れていないのだ。
実際にファンの心配とは裏腹に、本田優調教師を始めレーヌミノル陣営は至って強気な姿勢を崩さない。師が「どんなレースでもできる」と自信を見せれば、昨年のシンハライトに続く連覇の懸かった池添謙一騎手も「自分の乗り方次第」と距離を能力でカバーできる点を強調。
担当の中井仁助手に至っては「デビュー前からオークスを意識していた」と言い切った。
しかし、それでもネット上の反応は「選択ミス」「2冠はない」「スプリンターでしょ」と至って冷たいもの。ダイワメジャー×タイキシャトルという超一流マイラー配合の血統も手伝って、多くのファンが桜花賞馬の”切り”を考えているようだ。
ただし、中井助手の言葉が決して単純な強がり、ましてや根拠のない希望的観測でないことを証明する「動かぬ証拠」が存在する。
今年の1月27日のことだ。この日は今年の3歳クラシック各競走の第2登録が締め切られた日だった。以降は200万円の追加登録料が発生してしまう、実質的な締め切りだ。そんな中、牝馬ながらに世代の頂点を決める日本ダービーに登録を済ませた馬が「3頭」いた。
1頭はここまで無敗だった2歳女王ソウルスターリング。そしてもう1頭は、締め切り5日前のデビュー戦を驚異的な強さで勝ち上がったファンディーナ。共に当時は、極めて大きな可能性を持っていた存在だ。
そして、最後の1頭がレーヌミノルである。
当時の本馬は、年末の阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)でソウルスターリングとリスグラシューに完敗しており、言葉を選ばなければ日本ダービーは明らかに「場違い」な存在に思えた。恥ずかしながら、陣営の”伊達や酔狂”の一環であると捉えていた。
PICK UP
Ranking
23:30更新川田将雅「ルール違反疑惑」の現場関係者にブチ切れ!? マスコミ関係者に注意喚起の即通達…怒りを隠せなかった「目に余る行為」とは
JRA武豊「キタサンブラックで行きたかった」凱旋門賞(G1)制覇への思い。ディープインパクトより「強い馬じゃないと勝てないということはない」悲願達成のキーポイントとは
JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- 「正直なところ辟易としています」武豊が巻き込まれた29年前のアイドルホース狂騒曲…レース前に明かしていた「コンビ結成」の裏話
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- JRA阪急杯(G3)川田将雅ブチギレ怒声「ユーイチ!!」から1年……ダノンファンタジーVSレシステンシアは「鞍上」因縁対決?
- JRA元騎手・藤田伸二氏の「引退理由」を日本経済新聞が痛烈批判!?「木を見て森を見ない典型」と述べた騎手リーディングの本質とは
- JRA高松宮記念(G1)浜中俊「もういいでしょ」若さ故の過ちから4年! 苦い経験を活かす絶好のチャンス、「被害者」武豊から託されたレシステンシアと重なるアノ馬