GJ > 競馬ニュース > レーヌミノル「第2のキタサン」?  > 2ページ目
NEW

レーヌミノルは常識覆す「第2のキタサンブラック」!? 距離不安が囁かれる今年の桜花賞馬がオークス(G1)で崩れない「動かぬ証拠」とは

【この記事のキーワード】, ,

 つまりレッツゴードンキ以外は、大きく崩れていないのだ。

 実際にファンの心配とは裏腹に、本田優調教師を始めレーヌミノル陣営は至って強気な姿勢を崩さない。師が「どんなレースでもできる」と自信を見せれば、昨年のシンハライトに続く連覇の懸かった池添謙一騎手も「自分の乗り方次第」と距離を能力でカバーできる点を強調。

 担当の中井仁助手に至っては「デビュー前からオークスを意識していた」と言い切った。

 しかし、それでもネット上の反応は「選択ミス」「2冠はない」「スプリンターでしょ」と至って冷たいもの。ダイワメジャー×タイキシャトルという超一流マイラー配合の血統も手伝って、多くのファンが桜花賞馬の”切り”を考えているようだ。

 ただし、中井助手の言葉が決して単純な強がり、ましてや根拠のない希望的観測でないことを証明する「動かぬ証拠」が存在する。

 今年の1月27日のことだ。この日は今年の3歳クラシック各競走の第2登録が締め切られた日だった。以降は200万円の追加登録料が発生してしまう、実質的な締め切りだ。そんな中、牝馬ながらに世代の頂点を決める日本ダービーに登録を済ませた馬が「3頭」いた。

 1頭はここまで無敗だった2歳女王ソウルスターリング。そしてもう1頭は、締め切り5日前のデビュー戦を驚異的な強さで勝ち上がったファンディーナ。共に当時は、極めて大きな可能性を持っていた存在だ。

 そして、最後の1頭がレーヌミノルである。

 当時の本馬は、年末の阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)でソウルスターリングとリスグラシューに完敗しており、言葉を選ばなければ日本ダービーは明らかに「場違い」な存在に思えた。恥ずかしながら、陣営の”伊達や酔狂”の一環であると捉えていた。

レーヌミノルは常識覆す「第2のキタサンブラック」!? 距離不安が囁かれる今年の桜花賞馬がオークス(G1)で崩れない「動かぬ証拠」とはのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. JRA伝説レコード「1:57.8」サッカーボーイの謎に迫る。1988年から「32年間」不滅、最有力は当時の函館が「洋芝ではなかった説」だが……
  2. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  3. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  4. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  5. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  6. 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
  7. 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
  8. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  9. 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
  10. JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分