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レーヌミノルは常識覆す「第2のキタサンブラック」!? 距離不安が囁かれる今年の桜花賞馬がオークス(G1)で崩れない「動かぬ証拠」とは

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 しかし、レーヌミノルは下馬評を覆して桜花賞を優勝。登録していた日本ダービー出走は見送ったものの、NHKマイルCではなく、ダービーと同じ2400mのオークスに矛先を向けている。

「乗り役の指示に素直に従うところが、最大のセールスポイント」

 厩舎初のG1馬をそう評価する本田調教師の言葉は、どこかで聞いた言葉でもある。今や現役最強馬に上り詰めたキタサンブラックだ。武豊騎手が似たような内容で絶賛していた。スプリント王サクラバクシンオーを母父に持つ同馬が菊花賞を勝って、天皇賞・春を連覇すると誰が想像しただろうか。現代の長距離戦でスタミナ以上に重要なのは「折り合い」と「操縦性」であることを証明する”生き証人”でもある。

 育成や調教の技術や施設が充実した近代の競馬では、昔よりも成果がより結果に結びつくようになってきた。つまり生まれ持った先天的な才能よりも、携わる人々の力によって様々な可能性が開花する後天的な才能がより重要視されているということだ。

 もはや実績や血統という”上っ面”だけで、その馬の距離の限界を決めてしまうのはナンセンスな時代が来ているのかもしれない。人知を超えた進化を見せるレーヌミノルは「第2のキタサンブラック」になれるのだろうか。

 可能性を決めつけるのは、オークスの結果が出てからでも遅くはないのかもしれない。

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