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ヴィクトリアマイル(G1)はスターズオンアースで鉄板!? フェブラリーSから続く7連続G1「〇〇馬勝利」の法則

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スターズオンアース

 14日、東京競馬場では春の女王を決めるヴィクトリアマイル(G1)が行われる。残念ながらアートハウスは骨折のため回避となったが、重賞ウイナー15頭が出走を予定。うち4頭がG1馬というハイレベルなメンバーがそろった。

『netkeiba.com』が公開している予想オッズによると、1番人気に推されているのは昨年の二冠牝馬スターズオンアース(牝4歳、美浦・高柳瑞樹厩舎)で2倍台のオッズ。これをソダシ、ナミュール、ソングラインらが追う展開となっている。

 実績と勢いから最有力と呼べるのは、やはりスターズオンアースだろう。前走の大阪杯(G1)はジャックドールが逃げ切る先行馬有利の展開を、1頭だけ後方から追い込んでハナ差2着という好内容。昨年のオークス(G1)を最後に勝利こそないものの、切れ味鋭い末脚が直線の長い東京コースで炸裂する可能性は極めて高い。

 管理する高柳瑞師も『東京スポーツ』の取材に対し、「中間も順調そのもの。昨年よりも体がしっかりして完成されてきた印象ですね」と、更なる成長を感じ取っている様子だ。

 そんな大本命のスターズオンアースを後押ししてくれそうな“流れ”も出来上がっている。

フェブラリーSから続く7連続G1「〇〇馬勝利」の法則

 今年は2月のフェブラリーS(G1)から先週のNHKマイルC(G1)まで、7つの平地G1が行われたが、全てのレースで「ある法則」が発動中だ。

 それは、関東圏では関東馬が、関西圏では関西馬が勝利しているというもの。もちろん長距離輸送を必要としないホームの馬が有利なことは確かだが、ここまで続くのはかなり珍しい。

 また、ヴィクトリアマイルが創設された06年以降を見ても、フェブラリーSからヴィクトリアマイルまで“ホームの馬”が全勝した年は2年前の1度だけだった。

 その年はヴィクトリアマイルで関東馬グランアレグリアが勝利して法則が継続すると、翌週のオークスも関東馬ユーバーレーベンが勝利。結局、関西馬シャフリヤールが日本ダービー(G1)を制したことによって、その流れは途切れた。

 今週のヴィクトリアマイルでも“ホームの馬が勝つ”法則は続くのか。今年は関東馬が4頭登録しているが、スターズオンアースの優位は揺るぎそうもない。

 というのも、同馬にはもう一つの追い風が吹いているからに他ならない。

 それが今年の平地G1で距離が2000m未満のレースを全てキングマンボ系の馬が勝利しているというもの。逆に2000m以上だと同系の馬は未勝利なので、説得力は増す。

 関東馬4頭のうちキングマンボ系はスターズオンアースの他にアヴェラーレもいるが、同馬は土曜の京王杯スプリングC(G2)に向かう予定。となると、ドゥラメンテ産駒のスターズオンアースが鉄板級の走りを見せてくれる可能性が高い。

 ちなみにこの法則が今週末も継続することになれば、次週のオークスでは大本命の関西馬リバティアイランドがこれに立ち向かうことになる。それも踏まえて、ヴィクトリアマイルはスターズオンアースの走りに注目したい。

GJ 編集部

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