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「勝つまで食わない!」最高の寿司・焼肉を食すためのギャンブラーの心得【徒然なる神のくず競馬トーク】

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「ギャンブラーと昼ご飯」

 これは人によって全然違うと思うし、少数派だと思うのですが、私は昔からギャンブル中に食事をしませんでした。何故ならば、勝ったら焼肉とか寿司を食べるという頭が常にあったからです。その為に腹をペコペコにしておかなければいけないと思っていたんです。負けたら泣きながらカップラーメンを食べればいい。

 その昔、毎日パチンコやパチスロに行っていた頃は、昼休憩を取って昼食を食べに行くなんて事はあり得なかった。高設定台を打っているのなら1回転でも多く回すべきだったし、高設定台を探している状況なのに昼食を食べたりして、その間に良い台が空いたのに取られてしまったりしたら、目も当てられない。焼肉や寿司を別にしても昼飯など食っている場合ではなかったのです。

 競馬の場合は終わるのも早いし、大勝ちしたら即焼肉というのを常に意識していたものです。ウイニング競馬に出演する前はWINSで買うことが多かったので、競馬場で飯を食うという感覚もあまりありませんでした。とにかく大勝ちした時に備えて、腹は空かせておいたのです。

 大勝ちした次の日に食べればいいじゃないかって? 愚問ですね。大勝ちした次の日もギャンブルをしているので、そこで勝ち分を失ったらもう食べられませんから(笑)。それに基本的に焼肉は誰か友達とかと食べに行って勝った人がオゴるんですけど、勝ち分が減ったらもうオゴる気が失せますからね(笑)。ギャンブラーはご馳走を食べるなら、勝ったその日に必ず食べなければいけないのです。

 借金に苦しんでいたあの頃、私にとって焼肉は本当にご馳走でした。ギャンブルで大勝ちしなければ食べられないものだった。その特別な物を食す時に、お腹がそんなに空いてないなどということはあってはならなかった。今でもご馳走ではあるんですけど、さすがにあの頃ほど高嶺の花ではなくなりました。

 でも、今もその時の名残りで、例えばウイニング競馬の中継がある日、私は弁当を食べません。というか、基本的に今でも昼飯を食べるという感覚があまりなくて、一日一食のことが多い。原始時代の名残りならぬ、原始ギャンブラーの名残りですね。

 今はもうパチンコやパチスロはほとんどやっていないので、休みの日にたまに例えばランチなんか食べたりすると、とても贅沢をしている気分になります。焼肉代より全然安いのにね。

 え〜実にどうでもいい話でしたが(笑)、読者の方の中にどれくらい共感してくれる人がいるのか気になった次第です。あ、ご馳走に限らず、例えば服とかを買うにしても、給料で余裕で買える時でもギャンブルで勝たなきゃ買わなかったりしますね。はい。わかりますよね?

 まあ、いいや。それでは皆さん! 今週はオークスで大勝ちして贅沢しましょう!!

キャプテン渡辺

キャプテン渡辺

お笑い芸人。1975年10月20日生まれ、静岡県静岡市出身。A型。放送芸術学院卒業。2005年にお笑いトリオ・キラッキラーズを結成。現在はピン芸人として活躍中。土曜の競馬中継「ウイニング競馬」(テレビ東京)レギュラー。競馬予想術の粋を集めた自著「神の馬券術」(KADOKAWA)が好評発売中

【YouTube】くず競馬チャンネル

Twitter:@captain1975

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