GJ > 競馬ニュース > 「単勝229.1倍」武豊にお手馬を奪われた若手が特大配当を演出! 今年早くも2回目の単勝2万馬券をマーク
NEW

「単勝229.1倍」武豊にお手馬を奪われた若手が特大配当を演出! 今年早くも2回目の単勝2万馬券をマーク

【この記事のキーワード】, ,
「単勝229.1倍」武豊にお手馬を奪われた若手が特大配当を演出! 今年早くも2回目の単勝2万馬券をマークの画像1
木幡巧也騎手 撮影:Ruriko.I

 20日、東京競馬場の3Rに行われた3歳未勝利(ダート2100m)は、単勝229.1倍の超人気薄ワイルドハンター(牡3歳、美浦・小笠倫弘厩舎)が優勝。キャリア6戦目にして待望の初白星を手にした。

 レースは16頭立ての大外16番枠からスタートした1番人気ダックダイヴが、1コーナーで大きく外に振られる波乱の展開。一方、1枠2番からの発走だったワイルドハンターと鞍上の木幡巧也騎手は、好枠を活かして最初のコーナーをロス無く回り、前から2番手のポジションにつける。

 最後の直線入り口で逃げ馬を交わして先頭へ。木幡巧騎手のステッキに応えて脚を伸ばすと、2着馬の追い上げを半馬身差で振り切った。

「これまで後方からのレースが多かったワイルドハンターですが、今日は積極的に前へと仕掛けていったのも功を奏したのでしょう。それでも6着に敗れた同舞台の前走から6秒以上も時計を詰めて好走したのには正直驚きましたね。

なお勝ち時計の2分11秒4は、今年開催された東京ダート2100mの未勝利戦で2位の好タイムであることから、人気薄だったとはいえ決してフロックでもないと思われます。昇級後もこの条件なら積極的に狙ってみるのもありかもしれません」(競馬誌ライター)

 12番人気馬の激走にレース後のSNSやネットの掲示板などから「さすがにこの馬は買えん」「配当もワイルドすぎる」といった書き込みが寄せられたのも無理はない。また中には「ロス無く上手く立ち回ったのも勝因の1つだったな」など、手綱を握っていた木幡巧騎手の手腕を称賛する声もあった。

 同騎手といえば3日、デビュー戦からコンビを組み続けていた3歳ダート馬のミトノオーが兵庫チャンピオンシップ(G2)で武豊騎手に乗り替わり。どうやらオーナーサイドの要望だったようだが、レースでは6馬身差の圧勝を決められるなど悔しい思いをしている。

 そのミトノオーは、次走以降もレジェンドとのコンビ継続がすでに決定しているようだ。木幡巧騎手の元に手綱は当分戻ってきそうにないが、同じダート先行脚質のワイルドハンターでその鬱憤を晴らすかのような特大配当を演出してくれた。

今年早くも2回目の単勝2万馬券をマーク

「木幡巧騎手は3月も単勝239.2倍のクリスプブリーズで勝利しており、これで早くも今年2回目となる単勝2万馬券を炸裂させましたね。

ちなみ同騎手が単勝万馬券の馬で勝利を飾るのは、これが通算5回目。2020年のダイヤモンドS(G3)で単勝325.5倍のシンガリ人気だったミライヘノツバサを優勝に導いたことを覚えている人もいるのではないでしょうか」(同)

 その木幡巧騎手はワイルドハンターについてレース後、「この馬なりに状態はよかった。2着馬が来るとまた頑張ってくれました」と話している。いつか、ミトノオーと対決する日がくるかもしれない。

GJ 編集部

GJ 編集部

真剣勝負の裏にある真実に切り込むニュースサイト「GJ」の編集部です。これまで作成した記事は10000本以上。競馬歴10年超えの情報通が業界の「しがらみ」を取り払った「本音」や「真実」にも臆することなく、他のサイトとは一線を画したニュース、サービス提供を行っています。

真剣勝負の真実に切り込むニュースサイト「GJ」

Twitter:@GJ_koushiki

Instagram:@goraku.horse.racing0505

「単勝229.1倍」武豊にお手馬を奪われた若手が特大配当を演出! 今年早くも2回目の単勝2万馬券をマークのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 【阪神JF】リバティアイランド、アスコリピチェーノ、ソダシを超える逸材!? 2歳女王決定戦で買うべき“大物馬主”推奨の2頭
  2. 【香港C(G1)展望】絶対王者ロマンチックウォリアーVS逆襲の女王リバティアイランド! ダービー馬タスティエーラ完全復活なるか
  3. 【阪神JF(G1)展望】L.デットーリ×米国2歳女王メイデイレディが日本襲来! フォーエバーヤング妹など日本の女王候補が迎撃
  4. 武豊「来年が楽しみ」ヤマニンウルス不在でも大健闘…フォーエバーヤング擁する世代レベルの高さも証明
  5. ミホノブルボンvsライスシャワー連想させた「100分の1」の攻防!同一馬によるワンツースリーは平地競走史上初
  6. 【香港マイル(G1)展望】3歳マイル王ジャンタルマンタルが待望の戦線復帰! 悲願達成のソウルラッシュと世界制覇に挑む
  7. 武豊「非常識な最高速」でチェルヴィニア置き去り…他馬を凌駕する切れにC.ルメール「ドウデュースと同じ走りは出来ない」
  8. JRA福永祐一ケイティブレイブ「西日で負けた」はサービス精神!?「面白いんじゃないかと……」ネットを炎上させた”言い訳”の真意
  9. ジャパンCでも天皇賞・秋でも下馬評覆す4歳馬の好走…「最弱世代」の汚名返上着々、出遅れて逃げてもダービー馬に先着の逸材が待望の復帰
  10. ハーツクライ産駒でも走りはディープインパクト?有馬記念に潜むファンの夢と希望とロマンと甘い罠