
永島まなみ「好騎乗」で早くもキャリアハイに到達! 「活躍馬続出」圧勝のパートナーは今後の出世間違いなし!?

22日、中京5Rの2歳新馬戦(芝1600m)は、永島まなみ騎手の4番人気ルクスノア(牝2歳、栗東・平田修厩舎)が優勝。好位を巧みに立ち回って直線で抜け出すと、最後は後続に3馬身差をつける完勝だった。
8頭立ての一戦。永島騎手とルクスノアは好スタートを切ったが、永島騎手が「折り合いに課題があると思って、馬の後ろで我慢する競馬をしました」と振り返った通り、道中は3番手のインコースに入れて折り合いに専念。馬に競馬を教えながらの追走となる。
直線入り口に向くと2番手を走っていた馬が外へ大きく膨れたこともあり、すんなりと進路を確保。ゴーサインが出ると力強い脚取りで逃げ馬を交わし、あとは後ろを引き離すだけの独走劇だった。
「このレースはシュヴァルグランやヴィブロスの妹であるエヴァンスウィートや、ノットゥルノの妹マックスセレナーデなど良血馬が顔を揃えていたのですが、終わってみればルクスノアの完勝でした。好位からメンバー最速となる上がり3ハロン35秒1で突き抜けており、中身も文句なかったと思います。
なお4コーナーでは1番人気エヴァンスウィートが大外まで振られしまうアクシデントもありましたが、同馬に騎乗していた坂井瑠星騎手がレース後『不利がなければ2着はあった』と話していたことから、仮にスムーズに運べていたとしてもルクスノアには及ばなかったのではないでしょうか」(競馬誌ライター)
騎乗した永島騎手は今年の21勝目となり、早くも昨年のキャリアハイに並んだ。レース後のSNSやネット掲示板などにも「まなみんおめでとう!」「見事な立ち回りでした」「このコンビで今後も活躍して行ってほしい」などといった好騎乗を称賛するコメントや祝福の声が寄せられていた。
また種牡馬オルフェーヴルは今年の2歳戦でこれが初勝利にもなった。
同産駒の牝馬としては14頭目となる新馬戦勝利を決めたルクスノアだが、実は過去に新馬戦を勝ったオルフェーヴル産駒の牝馬13頭のうち、7頭が後の重賞ウイナーとなっており、ラッキーライラックとショウナンナデシコに至ってはG1馬にまで上り詰めている。
また10頭がオープンまで出世を果たしていることから、ルクスノアにも今後かなりの活躍が期待できそうだ。永島騎手もレース後「抜け出してからも余裕がありましたし、伸びしろのある馬です」と、同馬の将来性について太鼓判を押している。
「オルフェーヴル産駒の牝馬で新馬勝ちを収め、後に重賞を勝ったのはロックディスタウン、ラッキーライラック、アンドラステ、ギルデッドミラー、シャインガーネット、ショウナンナデシコ、ライラックの7頭になりますね。
またホウオウピースフルとポールネイロンもオープン特別で勝利の実績があるなど、確かに活躍馬が続出しています」(同)
管理する平田師も「能力や素質を感じていたので、かなり期待していた」と話すなど、ルクスノアには戦前から手応えを感じていたようだ。今後は一旦放牧を経て新潟2歳S(G3)を視野に調整されるとのこと。引き続き注目の1頭となるに違いない。
PICK UP
Ranking
5:30更新川田将雅「ルール違反疑惑」の現場関係者にブチ切れ!? マスコミ関係者に注意喚起の即通達…怒りを隠せなかった「目に余る行為」とは
JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……
アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 武豊が「告白」キタサンブラックによる宝塚記念(G1)の歴史的大敗劇で「何」があったのか……騒動が去った今だからこそ語られた「真相」<1>
- JRA高松宮記念(G1)浜中俊「もういいでしょ」若さ故の過ちから4年! 苦い経験を活かす絶好のチャンス、「被害者」武豊から託されたレシステンシアと重なるアノ馬
- JRA最高獲得賞金・テイエムオペラオー「行方不明」の実態。DQNファンの度重なる”異常行動”にゴールドシップやオグリキャップなど被害続々……
- JRA武豊「キタサンブラックで行きたかった」凱旋門賞(G1)制覇への思い。ディープインパクトより「強い馬じゃないと勝てないということはない」悲願達成のキーポイントとは