真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.06.02 11:25

安田記念(G1)ロゴタイプ絶好調も「神通力」見込めず? 昨年「的中サイン」が示す東京マイルで大仕事をする血筋の「大穴馬」に激走フラグ!?
編集部
そして、もう1つは騎手のコンディション。
主戦の田辺騎手は21日の東京競馬で落馬負傷。頸部(けいぶ)捻挫、右肩関節挫傷で先週の騎乗を取りやめている。今週になって「少し痛む程度で、騎乗には問題ない」と復帰を宣言したが、当日の騎乗は4鞍と控えめ(昨年の当日は7鞍)なのは気掛かりだ。
連覇が懸かるとはいえ、力関係的に昨年同様の激戦は避けられないだけに、人馬ともに僅かなコンディション不良が勝敗を分けてもおかしくはない。
最後にもう1つはあくまで”サイン”に過ぎないが、実は昨年の安田記念は6月5日の開催だった。つまり6月5日で「ロゴ(65)の日」の開催だったというわけだ。しかし、今年は残念ながら6月4日の開催……。
ロゴタイプは昨年のような”神通力”が期待できないというわけだ。
その”替わり”といっては何だが、今年の安田記念にもサインの”神通力”にあやかれそうな馬がいる。奇しくもロゴタイプが出走したかったダービー卿CTで重賞初制覇を飾り、今度は初のG1制覇に挑むロジチャリスだ。
ただ、いくらダービー卿CTを快勝したとはいえ、前々走の東風S(OP)ではグレーターロンドンに力の差を見せつけられての完敗。まともにぶつかれば、現状の役不足感は否めない。
だが、今年の安田記念はなんといっても6月4日で「ロジ(64)の日」の開催。冒頭で述べた通り、競馬は必ずしも最も強い馬が勝つわけではないのだ。昨年のロゴタイプの”神通力”がそのまま再現されれば、今年はロジチャリスが乾坤一擲の走りを披露しても驚けない。
思えば叔父のブラックホークも初重賞はダービー卿CTで、後に9番人気の低評価で安田記念を制した。叔母のピンクカメオも17番人気でNHKマイルC(G1)を制しており、この血統は何かと「府中のマイル」で大仕事をする一族なのだ。
PICK UP
Ranking
11:30更新JRA横山和生「美人過ぎる」あの有名バレットと結婚してた!? 当時は競馬ファンの間でも話題、タイトルホルダー活躍の裏に「内助の功」効果バッチリ
横山典弘「27年ぶり」ドバイ決戦へ。「自分の命と引き換えに僕を守ってくれた」盟友ホクトベガの死で止まった時間…今度こそ無事完走を
JRA戸崎圭太「自主隔離中は英語の勉強をしていました」ディープモンスターとのコンビも決定! 40歳を超えて遂げた「新たな変化」とは
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- JRA川田将雅「騎乗停止」も”ノーペナルティ”の謎……「前例」武豊が切実に訴える欧州と日本の競馬を取り巻く環境問題
- 【安田記念プレーバック】8歳で“非業の死”を遂げた個性派…ロードカナロアに迫った驚愕の末脚!「クビ差」惜敗が種牡馬勢力図も変えた?