GJ > 競馬ニュース > 【ベルモントS(G1)展望】  > 2ページ目
NEW

【ベルモントS(G1)展望】怪物エピカリスが米国三冠の最終章に名乗り!昨年ラニが3着した舞台で「米国2歳王者」との一騎討ちに挑む!

【この記事のキーワード】, ,

 そんな日本競馬史上初の快挙を目指すエピカリスの最大のライバルとなりそうなのが、アメリカの2歳王者クラシックエンパイア(牡3歳、米国・M.キャシー厩舎)だ。

 昨年は5戦4勝でブリーダーズCジュベナイル(G1)を制して北米の最優秀2歳牡馬に選出されているクラシックエンパイア。唯一敗れた一戦では騎手を落馬させるなど、激しい気性の持ち主で、現地ではすでに「バッドボーイ」とあだ名がついている。だが、その能力は間違いなく一級品だ。

 今年になってからもアーカンソーダービーでG1タイトルを上積み。ケンタッキーダービー(G1)では4着に敗れたものの、続くプリークネスS(G1)ではケンタッキーダービー馬のオールウェイズドリーミングを競り落として一度は先頭へ。最後にクラウドコンピューティングに交わされてしまったが、アタマ差の2着を確保し改めて力を見せつけている。

 現在、大手ブックメーカーではエピカリスを抑えて1番人気に支持されているクラシックエンパイア。ただ、2000mのケンタッキーダービーではスタミナ切れを起こして失速しており、距離に関しては一抹の不安を残している。

 米クラシックの2冠において、そのクラシックエンパイアと互角の勝負を演じているルッキンアットリー(牡3歳、米国・S.アスムッセン厩舎)も優勝候補の一角に評価されている。

 前走のプリークネスSこそ差し脚届かずに4着に敗れたが、ケンタッキーダービーでは2着とクラシックエンパイアに先着。末脚は米国3歳でもトップクラスで、舞台が小回りのピムリコ競馬場からベルモントパーク競馬場に移ることで再逆転の目もありそうだ。

 ただ、その末脚は確かな安定感があるものの、ここまで11戦して2勝と勝ち切れないレースが続いている。追い込み一辺倒になっていることからも、昨年のラニのように追って届かずということも充分にあり得そうだ。

 この2頭には実績面で劣るが、堅実な末脚でケンタッキーダービーを6着したタップリット(牡3歳、米国・T. プレッチャー厩舎)もワンチャンスありそうな存在だ。

【ベルモントS(G1)展望】怪物エピカリスが米国三冠の最終章に名乗り!昨年ラニが3着した舞台で「米国2歳王者」との一騎討ちに挑む!のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. C.ルメールが「過怠金」横山典弘が「騎乗停止」に賛否両論!? 覚悟の突撃と不可抗力…JRAの一貫した判断とは
  2. 【日本ダービー】「力があるね」「大したもん」田原成貴氏&安藤勝己氏も高評価!打倒ジャスティンミラノに「最大の惑星」が名乗り
  3. “リバティアイランドは怪我で回避”最強牝馬不在が意味するもの。ヴィクトリアマイルで社台グループの深すぎる内部事情!
  4. 25年ぶりのJRA最多勝記録更新も視野!? 川田将雅に匹敵する3着以内率62.2%…今「最も信頼できる騎手」森一馬が凄い!
  5. 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 【NHKマイルC】アスコリピチェーノ主戦を背に追い切りも【日本ダービー】武豊がキタサンブラック弟と挑む最多7勝目【週末GJ人気記事ぶった斬り!】
  6. テーオーロイヤル、ドゥレッツァの骨折も無関係ではない!? タイムトライアルのような京都の高速馬場…宝塚記念前の「怪時計連発」に懸念の声
  7. JRA「理由なき」単勝115.9倍の皐月賞(G1)勝利に呆然……ナリタブライアンのレコードを塗り替えたのは、約110億円分を一瞬で「紙クズ」にしたお騒がせホース
  8. J.モレイラ、日本ダービー「本命」はレガレイラを破った4.5億円ホース!? 皐月賞2着コスモキュランダ乗り替わり発表から、鮮やかな優駿切符ゲット!
  9. クロノジェネシス元主戦が「油断騎乗疑惑」で騎乗停止処分!ノーステッキ楽勝ムードからまさかの敗戦…「後味の悪さ」残る結果もキズナ産駒の素質馬がデビュー勝ち
  10. J.モレイラ「出禁回避」へ負けられない戦い! 桜花賞馬ステレンボッシュは「騎乗不可」、日本ダービーでも悩ましい選択?