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【函館スプリントS(G3)展望】武豊シュウジVS高松宮記念覇者セイウンコウセイ!今年のサマースプリントシリーズがド派手に開幕

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 しかし、その後はスプリンターズSで11着、年明け初戦のシルクロードSでも13着と壁にぶつかっている。ただ、洋芝で行われる北海道シリーズとなれば、水を得た魚のような激走が見られる可能性が高まる。タイトルを上積みし、再びG1挑戦といきたいところだ。

 そのブランボヌールよりも、さらに斤量面で恵まれるジューヌエコール(牝3歳、栗東・安田隆行厩舎)は、キャリア初のスプリント戦ながら要注意の存在だ。

 昨年はデビュー3連勝でデイリー杯2歳S(G2)を勝利。ただ、その後は同世代のトップクラスの前に惨敗を繰り返したジューヌエコール。だが、本馬がキャリア初となるスプリント戦で変わり身を見せる可能性は大いにありそうだ。

 父はカレンチャンやスリープレスナイトといったスプリント女王を輩出したクロフネ。1400mで行われた今年3月のフィリーズレビュー(G2)でも、最後の直線で大きな不利を受けながらも4着と、高いスピード能力を示している。何よりも50kgで出走できるのは魅力で、昨年が3歳馬のワンツーだっただけに今年も期待できそうだ。

 他にもオーシャンS(G3)の勝ち馬エイシンブルズアイや、洋芝が良さそうなエポワス、クリスマス、出走してくれば初の芝挑戦となるダートの実力馬ノボバカラなど、興味深いメンバーが揃った印象だ。

 スプリント王の登場でド派手な幕開けとなった今年のサマースプリントシリーズ。開幕戦の函館スプリントSは18日(日)の15時25分に発走予定となっている。

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