「2年目若武者」の台頭でいよいよ崖っぷち? 関東の名門「元主戦」がキャリアワースト更新の危機…

美浦の名門・堀宣行厩舎が9月30日の芙蓉S(OP)に送り込んだ2歳馬のドゥレイクパセージ。初戦でコンビを組んだJ.モレイラ騎手に替わり、新パートナーに抜擢されたのはデビュー2年目の佐々木大輔騎手だった。
ルーキーイヤーは9勝に終わった同騎手だが、今年は先週終了時点で47勝。G1ジョッキーの田辺裕信騎手らを上回り、関東リーディング4位という堂々たる成績。今夏は函館で18勝を挙げて開催リーディングを獲得しており、あの武豊騎手も「上がってくると思う」と評価を与えているほどである。
そんな若手の有望株は芙蓉S当日、ドゥレイクパセージだけでなくノックオンウッドでも堀厩舎の管理馬に跨がっている。ちなみに先週の2歳新馬戦でも同厩舎のヒストリアイに騎乗、見事な先行抜け出しで1番人気に応えて勝利に導いた。
実は今年に入り両者は先週まで16回コンビを組んでおり、これはD.レーン騎手の24回に次ぐ2位の数字だ。つまり、今年の堀厩舎の馬に日本人騎手で一番多く跨っているジョッキーが佐々木騎手なのである。
2015年の全国リーディングに輝いた同厩舎は、今年もタスティエーラで日本ダービー(G1)を制覇。過去にもドゥラメンテやモーリス、サトノクラウンなどのG1馬を管理しているように活躍馬の宝庫だ。
外国人ジョッキーを重用することでも知られているが、彼らは常に日本にいるわけではない。そのため佐々木騎手は、このまま同厩舎の主戦の座を射止めることができれば、今後の騎手人生に大きなアドバンテージとなることは間違いない。

関東の名門「元主戦」がキャリアワースト更新の危機…
その一方で、昨年まで堀厩舎の主戦を務めていた石橋脩騎手は今年かなりの苦戦を強いられている。
サリオスやストロングリターンでの重賞勝ちを含め、コンビでJRA通算108勝を挙げている両者。2015年から8年連続で同厩舎トップの騎乗数を誇っていたことからも、まさに相思相愛の2人だったといえるのではないか。
しかし、昨年の春ごろから徐々に依頼数が減少。今年に入ってからのコンビはわずか3回のみであり、4月のカフェカエサルを最後にもう5ヶ月以上も途絶えている。
また堀厩舎と疎遠になるにつれて、石橋騎手の成績も右肩下がりだ。今年のほぼ4分の3が終了した先週時点で14勝。同騎手が最も勝ち星の少なかった年はルーキーイヤーの25勝だが、現在のペースではこれを下回りキャリアワーストを更新しそうな危機的状況となっている。
「やはり堀厩舎の馬に騎乗する機会が減ったことが、勝ち鞍にも相当響いているのではないでしょうか。巻き返すには同厩舎と再び寄りを戻すことが必須かと思われますが、先述の通り若手の佐々木騎手が台頭してきていることもあって、それも簡単なことではないと思います」(競馬誌ライター)
来年4月で40歳を迎え、中堅からベテランの域に入ろうとしている石橋騎手。果たしてここから逆転はあるだろうか。
PICK UP
Ranking
11:30更新
アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……
JRA歴代G1最多コパノリッキーの「真実」。Dr.コパが語った武豊騎手引退式「爆弾発言」と田辺騎手「作戦会議in銀座」- 【徹底考察】エリザベス女王杯(G1) タッチングスピーチ「世界No.1を誇るR.ムーア騎手の腕の見せ所。世代屈指の切れ者の『真の姿』とは」
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
- 府中の大ケヤキ、実は「偽名」だった!? 伐採試みた作業員が死亡、サイレンススズカも散った「魔の第3コーナー」の怪、ダービーが行われる東京競馬場の都市伝説に迫る
- 【有馬記念】武豊×ドウデュースを逆転できる候補3頭!と絶対に馬券に加えるべき“隠れ穴馬!”
- 武豊の次に「上手い」のはアキヤマ!?「世界No.1」のR.ムーア騎手が「上手な日本人騎手」として武豊騎手の次に挙げた”意外”な名前
















