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元JRA田原成貴氏「もう二度と乗せない」ソングライン×戸崎圭太を痛烈批判! 約1時間前に「後悔コメント」も繰り返されたドン詰まり不完全燃焼

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元JRA田原成貴氏「もう二度と乗せない」ソングライン×戸崎圭太を痛烈批判! 約1時間前に「後悔コメント」も繰り返されたドン詰まり不完全燃焼の画像1
エルトンバローズ 撮影:Ruriko.I

 8日、マイル王の5歳馬2頭による激突が注目された毎日王冠(G2)は、4番人気のエルトンバローズ(牡3歳、栗東・杉山晴紀厩舎)が勝利。3歳馬がソングライン、シュネルマイスターとの接戦を制し、世代交代を高らかに告げる結果となった。

「3歳で伸びしろしかない楽しみな1頭に出会えました。大きな舞台でも楽しみです」

 レース後、エルトンバローズをそう絶賛した6年目の西村淳也騎手は、これが今年の重賞4勝目と充実の時を送っている。マイル王を撃破し、待望の初G1制覇へ。人馬共にフレッシュなコンビが台風の目になりそうだ。

 その一方、2着に敗れたソングライン(牝5歳、美浦・林徹厩舎)は、やや不完全燃焼なレースとなってしまった。

 中団から手応え十分に最後の直線を迎えたソングライン。後は春のヴィクトリアマイル(G1)と安田記念(G1)で見せたように、得意とする東京の長い直線を突き抜けるだけと思われたが、戸崎騎手は馬群に突っ込むことを選択……。「今までと違って、馬群を割って伸びてきてくれた」と話した通り、最後は勝ち馬とハナ差の2着まで追い上げたものの、結果的には馬群を捌くロスが響いた格好となってしまった。

「うーん、戸崎騎手があえて馬群に突っ込む競馬を自ら選択したのか、選択せざるを得なかったのかはわかりません。林調教師も『いい競馬はできたと思う』とコメントしていますし、ソングラインにとってはあくまで目標とするBCマイル(米G1)の前哨戦です。そういう競馬(馬群を捌く競馬)を試したかった可能性もあります。

ただファン心理としては、ソングラインは単勝2.0倍の1番人気。それだけ多くのファンが勝利を信じていたと思いますし、戸崎騎手を含めた陣営がどう考えていたのかはわかりませんが、馬券的には負けてはいけない立場だったと思います」(競馬記者)

 この結果には、レース直後のSNSや掲示板などで「戸崎さん、嘘だよな!?」「何故、内に行った?」「捌けないんなら突っ込むなよ」「普通に乗ってたら楽勝だった」など、戸崎騎手の騎乗に対する疑問の声が続々……。

 中には「これが戸崎圭太」「天才的な騎乗だった」「名人芸が炸裂しましたね!」「ソングラインの強さが際立ってたな」など、皮肉たっぷりのコメントもあった。

元JRA田原成貴氏「もう二度と乗せない」ソングライン×戸崎圭太を痛烈批判! 約1時間前に「後悔コメント」も繰り返されたドン詰まり不完全燃焼の画像2
ソングライン 撮影:Ruriko.I

「今日は内に閉じ込められる形になったことも痛かったですね。外目を自分のリズムで気持ち良く走れれば(結果は)違います」

 ソングラインの鞍上だった戸崎騎手がそうコメントしたのは、毎日王冠から2レース前の三鷹特別(2勝クラス)のレース後だ。

 騎乗したシャドウフューリーは2番人気の有力候補だったが、5着止まり。最後の直線で次々と前が壁になり、進路を探している内に大勢が決してしまったのだから、レース後に戸崎騎手が「痛かった」と不完全燃焼を悔しがったのも当然だろう。

 必然的にライバルからマークされやすい有力馬が、最後の直線で進路を失って本来の力を発揮できないまま終わることは珍しくない。だが、このわずか約1時間後、今度はメインレースの1番人気で同じような光景を目にするとは、全国の競馬ファンも思わなかったに違いない。

田原成貴氏 ソングライン×戸崎圭太騎手を痛烈批判!

 また、この毎日王冠での戸崎騎手の騎乗ぶりを痛烈に批判したのが、元JRA騎手の田原成貴氏だ。

 YouTube『東スポレースチャンネル』の「【東スポ競馬LIVE】元天才騎手・田原成貴氏「京都大賞典」前日予想会&「毎日王冠」反省会~南部杯も解説します~《東スポ競馬》」に出演した田原氏は、ソングラインの最後の直線の進路取りについて約20分にわたって批判……。

 辛辣なコメントも多かったので詳細は動画を見ていただきたいが、「オレが調教師とか馬だったら、もう離婚ですよ!もう二度と乗せない」と冗談交じりにバッサリと切り捨てている。

「負けてしまったのは残念ですが、ここを叩いてさらに良くなりそうな雰囲気があります」

 レース後、そう先を見据えた戸崎騎手だが、現在のところソングラインのBCマイルについて鞍上の正式発表はない。今年のブリーダーズカップには日本から川田将雅騎手やC.ルメール騎手といった日本の2大トップジョッキーが遠征を予定しているだけに、今後の動向が気になるところだ。

GJ 編集部

GJ 編集部

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