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22日、京都競馬場で行われる菊花賞(G1)は、ダービー馬タスティエーラと皐月賞馬ソールオリエンスが3度目の対決を迎える。いずれかが牡馬クラシック二冠目を獲得するのか、それとも新興勢力の台頭があるのか、ファンの注目度は高い。
そんな菊花賞当日の新馬戦といえば、指折りの出世レースとして知られている。
“伝説の新馬戦”として最も有名なのは2008年のレースだろう。勝ったアンライバルドは翌年に皐月賞(G1)を制覇。3着のブエナビスタはG1を6勝するなど牡馬勝りの活躍を見せ、女傑と呼ばれた。4着のスリーロールスもデビューから1年後に菊花賞馬へ上り詰め、同レース2着のリーチザクラウンも翌年の日本ダービー(G1)で2着に入るなど、クラシックを大いに盛り上げた。
その後も09年にローズキングダムとヴィクトワールピサがワンツーを決めたほか、12年エピファネイア、18年ワールドプレミア、20年シャフリヤールといった後のG1馬たちが菊花賞当日の新馬戦でデビューを飾り、勝利を収めている。
芝2000mが舞台となる今年も複数の有望株がスタンバイ。特に前評判が高いのは、ノーザンファーム系の一口クラブが所有する2頭の牝馬だろう。
キャロットファームのザブライド(牝2歳、栗東・西村真幸厩舎)はドゥラメンテの産駒で、半姉には19年の中日新聞杯(G3)を制したサトノガーネットがいる。鞍上にリバティアイランドとのコンビで牝馬三冠を達成したばかりの川田将雅騎手が配され、勝負気配濃厚とみていいだろう。
そんなザブライドに立ちはだかるのはシルクレーシングが所有するシュクルノアール(牝2歳、栗東・辻野泰之厩舎)だ。こちらはキタサンブラックの産駒で、伯父には13年のジャパンCダート(G1)を制したベルシャザールがいる血統馬。鞍上を務めるC.ルメール騎手が1週前追い切りに駆け付けており、期待の高さがうかがえる。
両馬ともに調教で上々の動きを披露しており、初戦から動ける態勢は整っている。陣営の思惑通りの成長曲線を描けば、来春のオークス(G1)で再対決があってもおかしくないだろう。
同レースには、他にも良血馬が目白押しだ。伯母にカレンチャンがいるエピファネイア産駒のプルミエプランタン(牡2歳、栗東・音無秀孝厩舎)、伯父にマイルCS(G1)勝ち馬のサダムパテックがいるブリオメンテ(牡2歳、栗東・千田輝彦厩舎)、さらにヴィルシーナやディヴィーナらハルーワスウィート一族の近親にあたるサンライズアース(牡2歳、栗東・石坂公一厩舎)ら、牡馬勢も虎視眈々と勝利を狙う。
 菊花賞の約3時間前に行われる一戦を勝ち上がるのは果たしてどの若駒か。15年前の“伝説の新馬戦”を彷彿とさせるような白熱したレースを期待したい。
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