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【有馬記念】イクイノックス引退、リバティアイランド年内休養でも超豪華!皐月賞馬とダービー馬の激突も実現…最大の注目は「武豊ドウデュース」の復活?

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【有馬記念】イクイノックス引退、リバティアイランド年内休養でも超豪華!皐月賞馬とダービー馬の激突も実現…最大の注目は「武豊ドウデュース」の復活?の画像1

 12月に入り師走競馬がスタート。今週末のチャンピオンズC(G1)をはじめ、2歳馬のG1も控えているが、一足先に暮れのグランプリ・有馬記念(G1)に思いを馳せているファンも少なくないだろう。

 先月16日からJRAの開始した『第68回有馬記念ファン投票』の第2回中間発表によると、得票数1位がイクイノックス(26万4987票)で、2位がリバティアイランド(23万7762票)となっており、奇しくもジャパンC(G1)と同じく2頭の一騎打ちといえる状況だった。

 ただイクイノックスは引退して種牡馬入り、リバティアイランドも年内は休養が既に報じられており、現役トップクラスの2頭を欠く結果となったのは、ハイレベルな戦いを期待するファンとしても非常に残念な結末かもしれない。

 しかし、二強が不在でも豪華なメンバーが集結しそうなのが、今年の有馬記念の魅力である。

 というのも中間発表で3位のジャスティンパレス、4位タイトルホルダー、5位ソールオリエンス、6位タスティエーラ、7位ドウデュースらは揃って出走を表明済み。さらに凱旋門賞(仏G1)で4着に好走したスルーセブンシーズの陣営も出走に前向きなのだ。

最大の注目は「武豊騎手×ドウデュース」の復活?

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ドウデュース 撮影:Ruriko.I

 そして、イクイノックスとの直接対決で連敗したドウデュースも叩き3戦目。らしさのなかった天皇賞・秋(G1)を経て、ジャパンCで良化を思わせる4着に前進。3月のドバイターフ(G1)を左前肢跛行のため出走取消となった影響が、秋の苦戦に繋がったという見方もあるだけに、有馬記念での復活勝利も十分に期待できるはずだ。

 なんといっても最大の魅力は、絶対的な主戦である武豊騎手の復帰が見込めそうなことが大きい。天皇賞・秋当日のアクシデントで負傷したレジェンドは、予想以上に回復が遅れているとはいえ、チャンピオンズCの週に間に合わなくとも、それからさらに3週先の有馬記念なら、おそらく大丈夫と考えてよさそう。

「欲を言えばイクイノックスとリバティアイランドも見られたら最高でしたが、ジャパンCで素晴らしい走りを見せてくれた訳ですから、前者は種牡馬として、後者は来年の日本競馬を引っ張る存在として期待しましょう。

その一方で、馬券的には非常に面白くなりそうですよ。強い馬が強い競馬をするのも見応えがありますけど、公営ギャンブルという側面で考えれば、上位人気馬の実力は拮抗しており、配当的な妙味もありそうですよね」(競馬記者)

 言われてみれば、確かにガチガチの銀行レースに終わったジャパンCの馬連は、払戻も二強の組み合わせでわずか180円というもの。それでも儲かるだけの潤沢な資金を用意できれば、チャンスがなかったとは言えないが、3着にスターズオンアースが入った3連単でも1130円だったのでは、買い方も難しかった。

 これに対し、上位拮抗のメンバーなら、どの馬が勝ってもジャパンCのような払戻になることは、まずありえない。ジャパンCに参戦のなかったソールオリエンスやタスティエーラといった3歳クラシックを制した馬たちが出走してくるのも面白そうである。

GJ 編集部

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