【結果発表】「無敗三冠」ミックファイア×「武豊」ヤマニンウルス×「Mデムーロ」セラフィックコール! 3歳ダート3強の白熱バトル【GJ読者アンケート】

「今のダート勢は熱い!」
今年は先日引退を発表したイクイノックスが世界No.1評価を受けましたが、サウジC(G1)をパンサラッサが、ドバイワールドC(G1)をウシュバテソーロが勝ち、秋のブリーダーズCクラシック(G1)でもデルマソトガケが2着に入るなど、ダート界も大きく盛り上がりました。
今週末のチャンピオンズC(G1)、さらに年末の東京大賞典(G1)まで、今年のダート界は年の瀬まで例年以上の盛り上がりを見せそうです。
そんなダート馬たちによる世界的な活躍に加え、国内でもミックファイアが南関三冠を達成し、他にも次々とニュースター候補が誕生。今回のアンケート「あなたが推すダート馬はどれ?」は予想以上に大きな反響があって編集部も驚いている次第です。
では、さっそく結果発表に行ってみましょう!
第1位 ミックファイア
デビューから無敗の三冠達成は、トーシンブリザード以来22年ぶり2頭目。古くはオグリキャップやイナリワン、最近でもアジュディミツオーやメイセイオペラ、フリオーソなど、地方から中央の強敵に勝つような大物が出てくると、やっぱり応援したくなりますよね。「地方の星」「地方馬の活躍に期待」「地方からのスター オグリの再来」といった声が多く、今後ミックファイアが活躍することで、オグリキャップのような競馬ブームを巻き起こしてほしいです。
残念ながらチャンピオンズCは回避することになりましたが、「中央馬、古馬との対決が楽しみ」とあるように、年末の東京大賞典には出走するとか。ここを勝ったら「地方から世界と戦える馬が出てほしい」という期待に応えて来年は海外でしょうか。遠征等、色々と大変でしょうが、関係者の方々の英断に期待したいですね。
第2位 ヤマニンウルス
第2位はダートの超大物ヤマニンウルス。まだ2勝クラスを勝ったばかりですが、ミックファイアと同じ3歳馬だけに直接対決が楽しみです。ヤマニンウルスといえば、何と言っても2着馬に4.3秒もの大差をつけたデビュー戦。「新馬戦から注目してる」「新馬戦大圧勝が強烈なインパクトだった」「その強さに目を焼かれた」「勝ち方が異次元」などなど、“一目惚れ”した方も少なくないようです。
また、「豊が乗っているから」「レジェンド最後の大物に!」「武豊騎手がべた褒めしている」など、武豊騎手とのコンビという点も人気の理由ですね。残念ながら前走は負傷の影響でC.ルメール騎手が騎乗していましたが、来年はかつてのカネヒキリやスマートファルコンのようにコンビ復活でダート界を席巻する存在になるかもしれません。目指せ、和製フライトライン!
第3位 セラフィックコール
今週のチャンピオンズCの主役候補が、ここで登場。デビュー5連勝も然ることながら「後ろから捲りや差しで5連勝するダート馬はあまり見たことない」「あの末脚は本物」「ダート馬とは思えないほどの末脚」など、最後の直線で見せる爆発力は超大物の雰囲気がプンプンします。
また、「ミルコのG1勝利インタビューが見たい」「ミルコ頑張れ」「デムーロとのコンビが好き」など、M.デムーロ騎手とのコンビも人気の理由。一昔前は大レースを勝ちまくったデムーロ騎手ですが、最近は勝利騎手インタビューの機会も減りました。セラフィックコールとのコンビが復活のきっかけになると良いですね。まずは今週末、よろしくお願いします。ミルコさん!
上位はこんな感じですが、実はこの3頭の投票が全体の79.1%を占めました。地方・中央の違いこそありますが、3頭とも3歳馬なのが印象的。来年はダート三冠路線が大きく変わりますし、今からもう2024年が楽しみになってきますね。
他には、やっぱりウシュバテソーロやデルマソトガケといった実績組の人気は、さすがといったところ。今回はビッグレースの多い2000m前後を得意とする馬を中心にしましたが、レモンポップを推す声も多かったですね。今回のチャンピオンズCで1800mを克服すれば、今後もっとハイレベルな争いになりそうです。
今回もたくさんのご回答、ありがとうございました。
それでは結果発表は一旦ここまでにして、また次回のテーマを考えたいと思います。引き続き、みなさまの参加を心よりお待ちしております。
PICK UP
Ranking
17:30更新
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
JRA有馬記念(G1)「伝説の逃走劇」はキタサンブラックでも、ダイワスカーレットでもなく、あの馬!? 前走4馬身圧勝から狙うレジェンドの再現
JRA 武豊は信頼度抜群!? 一球入魂ならぬ「一鞍入魂」の信頼度は本当か。川田将雅、横山典弘などトップジョッキーにみる「1日1鞍」限定の“勝負駆け”を探る!- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- JRA調教師の目標は「餌やり」からの卒業!? 競馬界の「影の王」ノーザンファーム外厩大成功に存在意義ズタズタ……
- 東京競馬場に約20万人が殺到!? 朝6時からの大行列、怒号飛び交う陣取り合戦、そして…競馬が最も熱い時代、歴代最多入場者を記録した当時の記憶
- 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは
- 今の競馬ファンは「ハズレ馬券」を投げ捨てない? 競馬場から姿を消した「敗者の断末魔」と感情のままに宙を舞い続けた「ハズレ馬券」の現在
- 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
関連記事

ドウデュース×武豊で有馬記念(G1)!? 【香港マイル】獲得賞金「イクイノックス超え」の最強マイラーが出走!世界最強イクイノックスよりも「高評価」を得た馬がまさかの低迷!?【週末GJ人気記事ぶった斬り!】

ロードカナロア後継種牡馬に期待の新星が加入!その裏で「種牡馬リーディングトップ」は深刻な後継不足

【チャンピオンズC】武豊の兄弟子が狙うアイコンテーラーの一発!過去の優勝馬ジュンライトボルト、サンビスタと意外な共通点

【チャンピオンズC】「中京巧者」アーテルアストレアと横山武史が初タッグ!再浮上の懸かる大一番でチャンスをモノにできるか

【チャンピオンズC】セラフィックコール、レモンポップの難解な取捨選択…師走の冷えた懐を一気に温める「二冠ジョッキー」厳選の3頭とは
















