【結果発表】イクイノックスは「人気」も最強!? 「幻のダービー馬」に熱いメッセージ続々…2023年競馬10大ニュースは驚きの結果に【GJ読者アンケート】
皆さん、こんにちは。GJ編集部です。
先日は「競馬ファンが選ぶ2023年競馬10大ニュース」というテーマで読者アンケートを行いましたが、今回も非常に多くの投票をありがとうございました! なお、今回投票が多かったものは後日「特集記事」を掲載させていただく予定です。
それでは、さっそく競馬ファンが選ぶ2023年競馬10大ニュースを発表したいと思います。
第1位 イクイノックス無双 48.7%
2023年競馬10大ニュース、栄えある第1位はイクイノックスの活躍でした。今回、GJ編集部が独断と偏見で選出させていただいた候補の中でも最有力とみられていましたが、まさか過半数に迫る票を集めるとは思っていませんでした。いやあ、イクイノックス恐るべし…。
「天皇賞、ジャパンカップを現地で観戦し強さを実感したから」「走ればレコードタイム、こんな馬今まで見たことありません。本当に強かったです」「昨年の天皇賞・秋から今年にかけての活躍はディープインパクトやアーモンドアイより強いのではないか」など、やはり一過性のニュースとは異なり2023年1年を通じて活躍したことが大きな支持を得た要因でしょうね。ほんと、今年は「イクイノックスの年」でした。
また、中には「イクイノックス引退、も入れて欲しい」「イクイノックスの電撃引退」と、イクイノックスが引退したことを10大ニュースとして取り上げてほしいという声も。今回は他のバランスも考慮して「イクイノックス無双」と一纏めにさせていただきましたが、それだけ影響力の大きな馬だったと思います。
冒頭で申し上げた通り、イクイノックスの活躍についてはまた改めて特集記事を掲載させていただく予定です。これだけのインパクトを残した馬が、今後種牡馬としてどれだけ大きな成功を収めるのか、本当に楽しみですね。
第2位 福永祐一騎手が引退 16.5%
第2位は競馬界を代表する名手・福永祐一騎手の引退がランクイン。今年2月に正式に騎手を引退され、現在は来年の厩舎開業へ向けて技術調教師として研修を重ねている福永調教師。「一番好きな騎手だったので」「大好きな騎手の一人」と、その人気ぶりも然ることながら「前年度100勝騎手が調教師試験に受かることの特異さ」「まだまだ騎手として活躍していくと勝手に思っていた」など、トップジョッキーとして活躍していた中での調教師転身に驚いたファンの方も少なくなかったようです。
実は事前の打ち合わせ段階で10大ニュースに加えて良いものか、ちょっとした議論がありました。というのも福永騎手引退の報道が初めて全国を駆け巡ったのは、昨年の調教師試験合格の時だったんですよね。編集部内でも「(福永騎手の引退は)むしろ去年の10大ニュースなのでは」という意見もあったからです。
ただ、この結果を見ると入れてよかったと思っています。
今年は今まで以上にメディアに登場して、なにかと競馬を盛り上げてくれているのが印象的でした。もともとトークはジョッキーとは思えないほど達者ですし、ユーモアを交えながらも競馬ファンにとって色々と勉強になる話も多いので、来年以降も「福永先生」の活躍に期待したいですね。
第3位 スマホ不適切使用 10.9%
第3位にはこの春の競馬界を揺るがせたスマホ不適切使用がランクイン。「有り得なさすぎて、フェイクニュースかと」「まとまった人数が処分を受けることにびっくりした」など新人を含む若手6騎手によるショッキングな出来事でした。
またJRAが下した30日間の騎乗停止は、過去のC.ルメール騎手のケースが参考になっていると思われますが「何もなかった様な行為は、風化させてはならない」「競馬村は身内に甘いと実感した」といった厳しい意見も。まだ1年目、2年目という騎手もいるので、ここは賛否が分かれそうなところですが、大事なのは「その後」どうするか。大いに反省した後は、本件を糧にして頑張ってほしいですね。
番外編① スキルヴィングが予後不良 5.9%
全体の投票率こそ5.9%に留まりましたが、「ルメール騎手を最後まで守って 倒れた立派な彼を忘れません」「好きな馬が走ってる姿を見れるのはとても貴重なんだと教えてもらいました」など多くのメッセージを頂戴したのが、日本ダービーでのスキルヴィングの予後不良でした。
トライアルの青葉賞を好内容で勝利して、ダービー当日も2番人気に推されるなど「もし無事だったら」と思わずにはいられない馬。まずは改めてご冥福をお祈りいたします。
もちろんスキルヴィングだけではありませんし、残念ながら競馬の長い歴史の中で、こういった悲しい出来事は日常茶飯事です。1つの尊い命に対して、我々のような外野から言えることなど本当に限られていますが、少なくとも本件に対して関係者を批判するような声があまりなかったことは不幸中の幸いだったと思います。「スキルヴィング入ってるのはさすが」「入れてくれて、ありがとうございます」いえ、こちらこそ投票していただいてありがとうございます!
番外編② これ抜けてるよGJさん
「印象に残っているのはジョッキーカメラの導入です。リバティアイランドの桜花賞で川田騎手のお嬢さんがめちゃめちゃ覚えてます」
そうなんです! ジョッキーカメラの導入を失念しておりました……。海外ではすでに導入されていたとはいえ、これは間違いなく10大ニュース候補ですよね。これを機にJRAの公式YouTubeに注目するようになった方も多いのではないでしょうか? 「スマホ等で無料でリアルタイムのレースが観れる様になった」という公式HPのリアルタイム中継もあわせて、ファンサービスを大事にするJRAとしても非常に大きな試みだったと思います。
他にも「秋の天皇賞後の天皇陛下に対してのイクイノックスとルメールの敬礼」など、今年の天皇賞・秋が天覧競馬になったこと、ソダシ、エフフォーリアや、熊沢重文騎手、田中勝春騎手など名馬・名手の引退が相次いだことなどが印象に残っているファンも少なくなかったようです。
皆様、いつもご意見ありがとうございます! なお、今回投票が多かったものは後日「特集記事」を掲載させていただく予定です。そちらの方も楽しみにしていただければ幸いです。
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