
東京大賞典(G1)無敗の三冠馬ミックファイア1着固定!? JRA勢18年連続勝利に待った【東大式必勝馬券予想】
今週の東大式は反省会から…
クリスマス・イヴは有馬記念のお陰で反省しっぱなし……。
東大式鉄則①右回りに強い馬(ドウデュースの京都記念は圧勝だったな)、②スターズオンアースが2着か3着(そのとーり!by財津一郎)、③現3歳は世代的に頼りない(クラシック馬タスティもソールも掲示板にすら載れず)。信念をもってC.ルメールを2、3着に置き、古馬G1馬で三連単を構成すれば4万いくらの配当に与っていたのに……。
しかし、まだ年内G1は残っている。28日(木)は中山でホープフルS、29日(金)は大井で地方競馬唯一の「国際G1」東京大賞典(ダート2000m)だ。
ここでは即PATで馬券が買え、2019年からフジテレビで生中継してくれている東京大賞典の話を書こう。余談だが去年のフジテレビ、どこの綺麗な若手女優さんが出てるのかと思ったら今村聖奈騎手でびっくりした。今年もぜひサプライズゲスト、お願いします!
日本のダート競馬1年の総決算「東京大賞典」。1955年に「秋の鞍」の名で創設され前回東京五輪の1964年に12月下旬に移行し現名称、1998年にダート2000m、翌年から12月29日に固定された伝統のレースだ。
歴代優勝馬には後に中央でも活躍するオンスロートやイナリワン、南関東4冠馬ハツシバオーらの猛者の名が並ぶが、思い出の1頭となると平成元年に3歳牝馬の身で圧勝したロジータだ。
まだ昭和64年の1月3日にニューイヤーカップを快勝、元号が変わっても連勝を続け、牡馬相手の羽田盃、東京ダービーを楽勝し2冠達成。そして秋緒戦に選んだのはJRA中山の交流レース、オールカマーだった。
初めての芝なのに当時の中央最強馬オグリキャップらを相手に0.7秒差5着と健闘。一旦大井に戻り東京王冠賞を勝って南関東3冠を達成。続くジャパンCは、さすがに15着と大敗したが、年末のダート大一番である東京大賞典に駒を進める。
1番人気は岩手の怪物スイフトセイダイ。2番人気に甘んじたロジータだったが、レースでは逃げるスイフトセイダイを前に見ながら悠然と4、5番手で進む。4コーナーでスパートし直線に入り残り300mで怪物をとらえると、あとは引き離す一方。4馬身差をつけてゴールした。
15戦すべて手綱を取った野崎武司騎手曰く「ロジータが一番強い勝ち方をしたのが東京大賞典だった」。翌年2月の川崎記念が引退レースとなったが、なんと単勝は1.0倍。他馬はすべて万馬券。当時最多の4万人の観衆が見守る中、8馬身差の圧勝劇で花道を飾り、同年早くも重賞「ロジータ記念」が創設された。
ちなみに川崎競馬場は美空ひばりの名曲「港町十三番地」の舞台となった一帯。最寄りの京急・港町には歌謡界の女王のモニュメントが立つが、彼女を見るたび川崎競馬の女王・ロジータも思い出してしまう。
そろそろ「東大馬券王の大よそー」に移ろう。
ミックファイアが18年連続JRA馬勝利に待った!
東京大賞典は1995年に中央・地方全国交流競走に指定されてから中央馬が活躍、2006年のブルーコンコルド以来、17年連続でJRA所属馬が戴冠、まさに“軒先貸して母屋を取られた”状態だ。
今年、それに待ったをかけるのが大井所属で7戦7勝、史上2頭目となる無敗で南関東クラシック3冠を達成したミックファイア(牡3)だ。大井2000mはジャパンダートダービー(G1)でもJRA勢を問題としなかった、自分の庭みたいなもの。加えてダートの現3歳はデルマソトガケの海外での活躍をみるに非常にレベルが高い。
東大式鉄則「暮れの大一番は世代レベルを最重要視」! 素直に馬単、三連単の頭に指名。相手は当然、昨年覇者で今年のドバイワールドCを制したウシュバテソーロとなろうが、前走BCクラシックで元気なく5着に敗れたのは不安だ。
むしろ同じ3歳で“腐ってもG1馬”(ホープフルS)ドゥラエレーデに食指が動く。前走チャンピオンズCでも3着に入り、1番人気レモンポップが勝ったのに100万馬券を演出している。馬単はミック→ウシュバの1点ドカン。三連単はミックFからDエレーデ2、3着に手広く流そう。タスティ、ソールの3歳クラシック両馬に色目を使って負けた有馬記念のことなど忘れ、余裕たっぷり大金満で新年を迎えたいものだ。
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