レモンポップもウシュバテソーロも完全無視の地味レース。位置付け微妙の東海Sを「絶対に買うべき」なるほどの理由
■意外なダート路線の事情
2024年の日本中央競馬会(JRA)も恒例の「金杯」で開幕し、早くも1月が終わろうとしている。そして1ヶ月後の2月には、早くもJRA冬のダート王を決めるフェブラリーS(G1)が行われるが、その前哨戦となる注目のダート重賞が今週末に行われる東海スS(G2)だ。
かつてはこのレースを制したコパノリッキーやインティがそのままフェブラリーSも勝利しているように、本来の東海SはフェブラリーSを見据えた重要なステップレースであった。しかし、残念ながら近年はその傾向もガラリと変わり、微妙な立ち位置となっている。東海Sを経由してフェブラリーSに出走したのは昨年が1頭、一昨年が2頭という状況。昨年のフェブラリーS優勝馬レモンポップ、2着レッドルゼルだけでなく、さらにはフェブラリーS以外でもサウジC(G1)のパンサラッサ、ドバイワールドC(G1)のウシュバテソーロも、この東海Sには見向きもしていない。
つまり、ここ数年の東海SはフェブラリーSやビッグレースの前哨戦ではなく、別の意味を持つレースとなっているのだ。その事情についてある競馬関係者は以下のように語っている。
「芝のレースと違ってダートのビッグレースは冬に集中しています。12月のチャンピオンズC(G1)から年末の東京大賞典(G1)、2月にはサウジCとフェブラリーS、そして3月のドバイワールドC。この時期にこぞって国内外で高額賞金のレースが行われるのです。そのため、以前はフェブラリーSが中心であった冬のダート路線は大きく傾向を変え、その影響で東海Sも存在意義が変わりました。
馬主や厩舎関係者からみてこの東海Sは、フェブラリーSや海外のビッグレースを目指すというよりも、今後ダートの重賞戦線に出走するための賞金稼ぎのレースとなっています。ダートは交流重賞もあるため賞金を持ったオープン馬が数多くおり、どの陣営も除外に悩まされているからです。
しかも今年は阪神競馬場のスタンドリフレッシュ工事が影響し、中京ではなく京都コースで行われます。フェブラリーSの東京コースと同じ左回りの中京コースならまだしも、右回りの京都コースではさらにフェブラリーSに繋がるレースにはならないでしょう。
そんな中、この東海Sには非常に興味深い話があります。それは今年勝負をかけているある関西馬とその陣営が、今後のローテーションを楽にするためにここで2着以内に好走し、是が非でも賞金を加算したいという思惑があるのです。
その馬は近走の成績から人気を集めることはなく、イクイノックスやレモンポップのように断然の人気を集めることもありません。しかし状態やコース適性、そして展開に鞍上などすべてが好走の条件を満たしています。しかも今年の東海Sは勢いのある関東馬が中心となって人気を集めていますが、それが逆に配当妙味を呼ぶ材料となっています。
東海Sはもともと関西馬が強いレースで、過去10年で関西馬が9勝。さらに関西方面で行われてきた他のダート重賞も、関西馬が関東馬を圧倒している状況なのです。過去を振り返ると、マスコミの偏った報道で関東馬が人気を集め、人気に応えられず敗退しているシーンが何度か見られていますが、我々からすれば必然的なこと。今年の東海Sも、危険な人気を背負う関東馬ではなく、その関西馬が馬券の中心といって間違いありません」
このように東海Sだけでなく、関西圏のダート重賞に関する裏事情を語ってくれたが、確かに「なるほど」と思わせるものであった。過去3年で行われた関西圏のダート重賞を見ると、圧倒的に関西馬ばかりが勝利しているのだ。具体的には東海S、アンタレスS(G3)、みやこS(G3)、プロキオンS(G3)、平安S(G3)、シリウスS(G3)は、すべて関西馬が勝利している状況。つまりレモンポップやウシュバテソーロといった一部の突出した馬を除き、JRAのダート路線は西高東低なのである。
ということは、この東海Sで関西関係者が勝負をかけるという穴馬はまさしく重要な一頭といえるだろう。過去を見ても波乱の立役者は関西馬であることが多く、馬券的にも重要な存在。もちろんその情報の信用度も高い。前述の関係者は、過去に関西の栗東トレーニングセンターで競馬関係者として活動していた経緯があり、今も多くの現役調教師や騎手、厩務員などと密接な関係にある人物。関西の競馬関係者といえば武豊騎手や川田将雅騎手、C.ルメール騎手などもそうだが、そんなトップレベルの情報も難なく入手できる存在なのだ。
しかも聞くところによれば、この関係者は今年も関西馬情報を駆使して正月競馬から万馬券を連発。また暮れの有馬記念(G1)では、関西馬ドウデュースと武豊騎手の復活勝利を予告し、3連単4万2110円の万馬券を筆頭に、3連複8050円、馬連2730円の完全的中も成し遂げている。
その情報力と分析力をもって勝負する東海Sの関西馬情報はまさに必見。波乱続きの1月競馬で悔しい思いをしてきたファンにとっても、その負けを大きく取り返すだけでなく、遅めのお年玉をゲットする絶好のチャンスといえよう。
今年の東海Sは関東馬のブライアンセンスとオメガギネスあたりが注目を集めそうだが、どちらも古馬のダート重賞は初挑戦。この時点で危険な人気馬という雰囲気も漂っている。一方関西馬はウィリアムバローズ、ヴィクティファルス、キリンジ、オーロイプラータなどが出走を予定しているが、果たしてマスコミの盲点となっているのはどの馬だろうか。前述の関係者が語るように激走すれば、誰もが驚く万馬券も期待できるだろう。
なお1月開催を締めくくる特別企画として、その関係者は実際に馬券で勝負する【本当に買うべき関西馬】そして【東海Sの◎○▲】を無料で公開するとのこと。ここまでのお膳立てが揃ったのだから、この情報を活用しない手はない。波乱の幕開けとなった2024年の正月競馬で散財し、財布が寂しくなってきたのであれば、是非この機会を活用すべきだろう。またこれを機に、本格的に関西馬情報を利用して馬券戦術の幅を広げるのもオススメだ。
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※本稿はPR記事です。
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