GJ > 競馬ニュース > 「結果を出せず、悔しい思いで一杯」浜中俊VS「思い通りのレース」坂井瑠星、2日連続で分かれた明暗…土日重賞制覇のチャンスが一転、持っていかれた主役の座
NEW

「悔しい思いで一杯」浜中俊VS「思い通りのレース」坂井瑠星、2日連続で分かれた明暗…土日重賞制覇のチャンスが一転、持っていかれた主役の座

【この記事のキーワード】, ,
「悔しい思いで一杯」浜中俊VS「思い通りのレース」坂井瑠星、2日連続で分かれた明暗…土日重賞制覇のチャンスが一転、持っていかれた主役の座の画像1
坂井瑠星騎手 撮影:Ruriko.I

若手No.1候補、坂井瑠星騎手が新たなビッグタイトル

 24日、中京競馬場で行われた高松宮記念(G1)は、6番人気のマッドクール(牡5歳、栗東・池添学厩舎)が勝利。昨秋のスプリンターズS(G1)でハナ差の2着で涙を飲んだNo.2が、待望のスプリント王に輝いた。

「理想的なポジションを取れましたし、直線も『内ラチを狙っていこう』ということで、思い通りのレースができました」

 レース後、そう自画自賛したのはマッドクールの鞍上・坂井瑠星騎手だ。昨年107勝を挙げ、自身初となる100勝の大台を突破。これで3年連続G1勝利となるなど、今や飛ぶ鳥を落とす勢いの若手No.1候補である。

「悔しい思いで一杯」浜中俊VS「思い通りのレース」坂井瑠星、2日連続で分かれた明暗…土日重賞制覇のチャンスが一転、持っていかれた主役の座の画像2
ナムラクレア 撮影:Ruriko.I

 その一方で、アタマ差の接戦で敗れた2着ナムラクレアの浜中俊騎手にとっては、痛恨のレースとなってしまった。

 マッドクールが昨年のスプリンターズSの2着馬なら、ナムラクレアは昨年の高松宮記念の2着馬。レースでは昨年同様、中団でしっかりと脚を溜め、最後の直線では坂井騎手が「2着はすごい脚でした」と振り返るほどの末脚で猛然と追い上げた。

 だが、アタマ差に迫ったところがゴール。相棒の悲願のG1制覇へ「勝ち馬に、あと一歩のところまで差を詰めてくれたんですが……」と振り返った浜中騎手とナムラクレアにとっては痛恨の2年連続2着となってしまった。

「悔しい思いで一杯」浜中俊VS「思い通りのレース」坂井瑠星、2日連続で分かれた明暗…土日重賞制覇のチャンスが一転、持っていかれた主役の座の画像3
浜中俊騎手 撮影:Ruriko.I

 日曜の高松宮記念にナムラクレア、土曜の日経賞(G2)にボッケリーニと、春の連続G1開幕週となった先週は「浜中ウィーク」になるはずだった。

土日重賞制覇のチャンスが一転、持っていかれた主役の座

 しかし、蓋を開けてみると単勝2.3倍の1番人気に推されたボッケリーニは5着。勝ち味に遅い分、安定感が売りの堅実派がG1以外で5着以下に敗れたのは、2021年の中京記念(G3)まで遡らなければならなかった。

「(レース後)浜中騎手は『上位とは切れ味の差が出ました、申し訳ない』と頭を下げていましたが、レース運び自体は逃げ馬に早々に並びかける積極的なもの。

ただ『(手応えが良かったので)逃げ馬に並んでから追い出したくらいですが、その逃げた馬も交わせず……』と話していた通り、先頭に立つとソラを使ってしまう難しい面が出たような気がしています。力は重賞なら完全に格上だけに、今回は展開に恵まれませんでした」(競馬記者)

 また、浜中騎手の“不運”はそれだけに留まらなかった。

 ショッキングな敗戦となった日経賞の約10分前に行われた毎日杯(G3)では、メイショウタバルが6馬身差の圧勝。一躍、クラシック候補に躍り出たことで全国の競馬ファンから注目を集めたが、実はこの馬の主戦は2戦2勝の浜中騎手だったのだ。

「浜中騎手にとっては、ボッケリーニに騎乗するためにメイショウタバルの鞍上を譲った格好になりましたが、実はその鞍上が坂井騎手。6馬身差の圧勝劇は、坂井騎手の馬場読みがハマったこともあると思いますが、高松宮記念のアタマ差を含め両者で大きく明暗が分かれてしまいました」(別の記者)

「強い馬を相手にこれだけの着差。今後が楽しみですね」

 毎日杯のレース後、そうメイショウタバルの将来を絶賛した坂井騎手。ただ、浜中騎手にとって救いなのは、坂井騎手がすでにシンエンペラーとのコンビで皐月賞(G1)参戦が決定している点かもしれない。

「結果を出せなくて、悔しい思いで一杯です」

 2年連続の2着に終わった高松宮記念を振り返り、そう感情を露わにした浜中騎手。その一方で「常に一生懸命走ってくれる馬で、5歳の今年も力を示せた」と相棒のナムラクレアを労うことを忘れないのが、このジョッキーが関係者から愛される理由の1つだろう。

 もう善戦はいらない。ボッケリーニも、ナムラクレアもG1を勝てる器であることは、主戦騎手が最もよくわかっているはず。2024年は悲願達成の一年にしたい。

GJ 編集部

GJ 編集部

真剣勝負の裏にある真実に切り込むニュースサイト「GJ」の編集部です。これまで作成した記事は10000本以上。競馬歴10年超えの情報通が業界の「しがらみ」を取り払った「本音」や「真実」にも臆することなく、他のサイトとは一線を画したニュース、サービス提供を行っています。

真剣勝負の真実に切り込むニュースサイト「GJ」

Twitter:@GJ_koushiki

Instagram:@goraku.horse.racing0505

「悔しい思いで一杯」浜中俊VS「思い通りのレース」坂井瑠星、2日連続で分かれた明暗…土日重賞制覇のチャンスが一転、持っていかれた主役の座のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. ジャンタルマンタル、NHKマイルC(G1)大本命に急浮上!? 川田将雅「素晴らしいレース」もう1頭の有力お手馬「鞍上未定」の裏事情
  2. 関東のホープが永島まなみ、藤田菜七子ら抑え「史上最多」注目レースV! 東西の名門厩舎からも騎乗依頼、「頼れる男」がいよいよカムバック
  3. 【マイラーズC】2連敗中の川田将雅騎手×セリフォスのコンビ継続に疑問の声?「やっぱりレーンじゃなきゃ」「なぜ藤岡佑介を乗せない?」。一方、逆転を狙うノーマークの穴馬が急浮上!
  4. 【皐月賞】パンサラッサ級「大暴走」でまさかの最下位…「力みが強かった」浜中俊も制御できず、メイショウタバルに抱いたファンの不安
  5. 【皐月賞】メイショウタバル「史上最速」タイムでシンガリ大惨敗…「ゲート入りに手間取った時に」父ゴールドシップの難しさが露呈?
  6. 福永祐一厩舎「G1出走権獲得」に胸中複雑!? 皐月賞トライアル「ハナ差4着」で出走権逃した3日後に転厩決定
  7. J.モレイラ「これからも楽しめる」ハクサンムーン弟が超出世レースを快勝! 7戦5勝「遅れてきた大物」が兄の果たせなかったG1制覇に王手!
  8. 【福島牝馬S(G3)展望】今年「50戦0勝」騎手が本命馬に騎乗!? リバティアイランドに迫った実力を示せるか
  9. 【皐月賞】「無敗の二冠」視野に入る戸崎圭太の悲願は叶うか?近年の挑戦者は1勝3敗の苦戦…リベンジしたい5年前の悪夢
  10. 【皐月賞】戸崎圭太「康太が後押し」ジャスティンミラノ無敗戴冠!「この馬と共にダービー勝って、いい景色を」5年前の“忘れ物”回収へ最高のスタート