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【ドバイターフ(G1)展望】武豊×ドウデュース「凱旋門賞制覇の夢」に向けて仕切り直し!ロードノースの4連覇を阻んで“夢”実現へ

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【ドバイターフ(G1)展望】武豊×ドウデュース「凱旋門賞制覇の夢」に向けて仕切り直し!ロードノースの4連覇を阻んで夢実現への画像1
ドウデュース 撮影:Ruriko.I

 30日、メイダン競馬場では4つのG1が行われるドバイワールドカップデーが開催。中でも日本馬が最多6勝を挙げて相性のよさを誇るのがドバイターフ(G1)だ。JRAの芝G1にはない1800mの距離で争われることも本レースの特徴である。

 2014年以降の過去10年で、日本馬はジャスタウェイ(14年)、リアルスティール(16年)、ヴィブロス(17年)、アーモンドアイ(19年)、パンサラッサ(22年、同着)の5頭が勝利した。今年も国内の精鋭4頭が海外の強豪馬たちと覇を争う。

 出走を予定する4頭の中で唯一G1を複数回勝利しているのは、ドウデュース(牡5歳、栗東・友道康夫厩舎)だ。

 これまで朝日杯フューチュリティS(G1)、日本ダービー(G1)、有馬記念(G1)を勝利。異なる距離とコースでスピードと勝負根性を見せてきた万能タイプである。

 3歳時にはダービー馬に輝き、秋にフランス遠征を敢行。しかし馬場も合わなかったか結果を出せなかった。昨年はドバイ入りした後に左前肢跛行を発症し、出走を取り消す無念を味わった。

 復活を期待された昨秋は天皇賞・秋(G1)7着、ジャパンC(G1)4着と2戦連続で凡走。同世代のライバル・イクイノックスの後塵を拝したものの、3戦ぶりに主戦の武豊騎手に戻った有馬記念で本来の強さを見せつけて快勝。武騎手は「ドウデュースも私も帰ってきました」という名言を残し、完全復活を印象付けた。

 有馬記念を制したことで、今秋には2度目の凱旋門賞(G1)挑戦も視野に入った。ここを快勝すれば、フランスに残してきた2年前の忘れ物を取りに行く可能性が一気に高まるだろう。日本だけでなく世界の競馬ファンもドウデュースの走りに注目している。

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ダノンベルーガ 撮影:Ruriko.I

 G1・3勝のドウデュースに対して、ダノンベルーガ(牡5歳、美浦・堀宣行厩舎)は、いまだG1勝ちがなく、重賞タイトルも共同通信杯(G3)だけだ。

 2年前の皐月賞(G1)ではドウデュースに次ぐ2番人気、日本ダービーでは1番人気に支持されたが、いずれも4着に敗れた。3歳秋以降は昨年の当レース2着が最高着順。他に天皇賞・秋の3着があるものの、昨夏以降の近3走は全て4着以下と力を発揮できていない。

 2年連続2度目のドバイ遠征となるが、堀調教師曰く、昨年は「ずるさが出て能力を引き出せなかった」という。それでも3/4馬身差の2着に入った実力なら勝つチャンスは十分ありそう。

 今回は秘密兵器のブリンカー効果もあってか調教でも軽快な動きを披露。「精神面では昨年の経験も生きてきそう」という堀調教師の言葉通りなら、ドウデュースを倒してもおかしくはない。ちょうど1年前から同馬の手綱を取り続けているJ.モレイラ騎手も5度目のコンビで、そろそろ結果を出したいところだろう。

 マテンロウスカイ(セ5歳、栗東・松永幹夫厩舎)は、デビュー戦Vを飾った2歳新馬で秋山真一郎騎手(現調教師)が跨ったが、その後は16戦連続で横山典弘騎手が騎乗。時には追い切りにも跨るなど、“英才教育”を施してきた。

 条件クラスを勝ち上がるのにやや時間を要したが、4歳春に格上挑戦で臨んだ難波S(3勝クラス)を勝利。夏のエプソムC(G3)で3着に好走するなど、重賞でも頭角を現し始めた。

 昨年暮れにはリゲルS(L)でビーアストニッシドら重賞勝ちのある強敵を撃破。今年初戦の東京新聞杯(G3)こそ伸びを欠いて5着に敗れたが、前走の中山記念(G2)で重賞初制覇。内前有利の馬場傾向を完全に読み切った横山典騎手の技が光る勝利だった。

 横山典騎手にとってドバイの地で騎乗するのは27年ぶりとなる。56歳となった大ベテランが様々な思いを胸にレースを迎える。

 ナミュール(牝5歳、栗東・高野友和厩舎)は、アーモンドアイ以来、5年ぶり牝馬Vを狙う。

 昨秋は富士S(G2)に続きマイルCS(G1)も制して、8度目のG1挑戦で悲願を達成。不完全燃焼が続いた春の悔しさを晴らした。

 暮れには香港へ遠征。香港マイル(G1)で王者ゴールデンシックスティの胸を借りたが、3馬身近く離された3着に敗れた。ただソウルラッシュやセリフォスなど、日本馬5頭の中では最先着を果たしており、改めてその能力の高さを証明した形だ。

 今回は3か月半ぶりの実戦、かつ初の1800mが舞台。昨年の東京新聞杯から6戦連続でマイルを使われていたが、距離延長は吉と出るか。充実期の今なら1ハロン長くとも一発を期待できるだろう。

 海外馬からは、ロードノースとメジャードタイムの2頭の名前を挙げておく。

 ロードノース(セ8歳、英国・J&T.ゴスデン厩舎)は、21年から当レースを3連覇中。8歳を迎えたが、地元英国の前哨戦で2着に入るなど、衰えを感じさせない走りを見せている。大目標に向けて調整も順調で、ドウデュースにとって最大のライバルとなるだろう。

 メジャードタイム(牡4歳、UAE・C.アップルビー厩舎)は、昨年2月のデビューから6戦5勝とまだ底を見せていない。怪物フランケル産駒の新星が一気に世代交代を果たしてもおかしくない。

 有馬記念以来の実戦を迎えるドウデュースにとってここは通過点となるのか。とはいえ、4連覇を狙うロードノースや同世代の日本馬たちも黙っていないだろう。ドバイターフの発走は現地時間30日の19時10分(日本時間31日0時10分)を予定している。

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