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【ドバイターフ】R.ムーア「3ハロン以上短縮で弱くなる」VS武豊「1800mの方がいい」ドウデュースの「距離適性」で真っ向勝負!? 友道康夫調教師の見解は…

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ドウデュース 撮影:Ruriko.I

ドウデュースの距離適性について

 31日にドバイのメイダン競馬場で開催されるドバイターフ(G1)。今年の主役は何と言っても昨年のグランプリホース・ドウデュース(牡5歳、栗東・友道康夫厩舎)と武豊騎手だ。

 無念の出走取消となった昨年から、ちょうど1年。一回り大きく成長したドウデュースがドバイターフへ帰ってきた。レーティング124は出走メンバーの中でもトップ、海外のブックメーカーも軒並み本馬を1番人気に指定するなど、最大の目標の凱旋門賞(仏G1)制覇へ向け、ここは負けられない一戦になりそうだ。

 だが、当然ながらライバルたちも黙ってはいない。ドウデュースに対して付け入るスキがあると話すのは、ドウデュースに次ぐレーティング122のルクセンブルク(牡5歳、愛・A.オブライエン厩舎)に騎乗するR.ムーア騎手だ。

 ブックメーカーの『Betfair』の取材に応じたムーア騎手は「12月の有馬記念(G1)を勝ったし、絶好調の馬だと思う」と日本の総大将をリスペクトしながらも「(距離が有馬記念の2500mから)3ハロン以上短くなれば、弱くなる」と距離短縮に逆転のチャンスを見出しているようだ。

友道康夫調教師の見解は…

 だが、その一方で「身体はやっぱりマイラー」と話すのは、ドウデュースを管理する友道調教師だ。

『テレ東競馬チャンネル』の取材に答えた友道調教師は「ネットとか見ると『マイラーだ』って言われてるね(笑)」と報道陣を笑わせた後、ドウデュースについて「身体はやっぱりマイラーですよ」と告白。2400mの日本ダービー(G1)や2500mの有馬記念制覇については「(ポテンシャルの高さで)距離がもってると思う」と見解を語っている。

 また、主戦の武豊騎手も「『1800mの方が競馬しやすい』って言ってる」と話しているそうで、実際に昨年のドバイターフへ挑む直前には自身の公式ホームページで「左回りは絶対にいいでしょうし、1800mの距離もいい」と適性に太鼓判を押していた。

「ドウデュースのマイラー説は、2歳王者としてクラシックを迎えた3歳の頃から、様々な媒体でずっと囁かれていました。

例えば、ドウデュースが昨年のジャパンC(G1)に出走した際、福永祐一調教師は『(1600mの)マイルCS(G1)に行くと思っていた』とコメント。ホースコラボレーターとして『みんなのKEIBA』(フジテレビ系)などに出演している細江純子さんも『本質的にはマイラーな印象』と語っています。

昨年、2200mの京都記念(G2)を圧勝してドバイ遠征が決まった際、イクイノックスが出走するドバイシーマクラシック(G1)ではなく、ドバイターフを選択したことで『逃げた』などと揶揄されていたドウデュースですが、やはり本質的には2410mのシーマクラシックよりも、1800mのターフが向いているのかもしれません。今年はそれを証明する走りを期待したいですね」(競馬記者)

 2400m以上の距離で日本ダービーと有馬記念という2大ビッグタイトルを勝利するだけでなく、1600mの朝日杯フューチュリティS(G1)では後のマイルCS覇者セリフォス、NHKマイルC(G1)を勝つダノンスコーピオンらを退け、類稀なるマイラーとしての資質を示しているドウデュース。

 果たして、この怪物の「ベスト」はどの距離なのか。稀代のオールマイティが、まずは1800mでその強さを世界に証明する。

GJ 編集部

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