【皐月賞予想】「牝馬優勢」は2歳戦で証明済み!レガレイラと北村宏司に全権委任、波乱の期待は名手にお任せ

先週の桜花賞(G1)は、昨年の阪神ジュベナイルF(G1)の1着と2着が入れ替わっただけの結果だった。3着にこそエルフィンS(L)勝ちのライトバックが食い込んだが、結局のところトライアルで名を馳せた組は返り討ち。休み明けで直行したG1組が実力上位を見せつけた。
そして今週は皐月賞(G1)が行われるのだが、朝日杯フューチュリティS(G1)を優勝した2歳チャンプのジャンタルマンタルは、共同通信杯(G3)で伏兵ジャスティンミラノの前に敗戦。鞍上の川田将雅騎手も距離延長が歓迎ではないと懸念しているのだから、主役を任せるには少々心許ない印象である。
牝馬優勢は2歳G1ですでに証明済み
実際、昨年12月に開催されたマイル戦の2歳G1でも牝馬が優勢に感じられる勝ちタイムだ。
阪神JFの1分32秒6(良)に対し、同舞台で行われた朝日杯FSのそれは1分33秒8(良)と低調。実に1秒2も後れを取っていたのだから、すでに牡馬のレベルについては怪しかったのかもしれない。
そうなると俄然注目度を増すのはホープフルS(G1)を優勝したレガレイラだ。勝ちタイム2分00秒2(良)はG1昇格前の過去10年を含めて最速。勝ち馬にはレイデオロ、サートゥルナーリア、コントレイルもいたのだから価値がある。
桜花賞で凡走したチェルヴィニアも木村哲也厩舎だったこともあり、懐疑的な声も聞こえてくるが、パッとしなかったチェルヴィニアと違いこちらは追い切りの動きが桁違い。10日に美浦のウッドコースで行われた追い切りでも6F83秒8-ラスト11秒3の猛時計をマーク。弾むようなフットワークで力強く伸びた。
調教後の馬体重も前走から13キロ増と休み明けとしては万全の状態。不安があるとすれば、負傷したC.ルメール騎手から北村宏司騎手へと乗り替わることくらいだろう。その乗り替わりが不安というのも分からなくはないが、ここは経験豊富なベテラン騎手の手腕に託したい。先週敗れたばかりの本人も気合が入るはずだ。
ジャスティンミラノ、メイショウタバルは不気味
不気味なのは、やはり底を見せていない無敗馬のジャスティンミラノ。過去10年で5勝を挙げる好相性の共同通信杯経由の参戦は怖い。鞍上の戸崎圭太騎手は日本ダービー(G1)の勝利こそないが、皐月賞は2018年にエポカドーロで優勝した実績がある。今年は例年以上に乗れている印象が強いため、好騎乗をしてくれそう。
確かに前走は超のつくスローペースで前にいた馬が残ったが、それでも上がり3ハロン32秒6でジャンタルマンタルをハナやクビではなく1馬身半退けた。キャリアが浅い分だけ未知数であるものの、ここもあっさり勝つようならダービーで大本命に推されても不思議ではない逸材といえる。
それともう1頭忘れてはならないのがメイショウタバル。毎日杯(G3)を見た当時は重適性で差がついたと感じたが、勝ちタイムの1分46秒0を確認して驚いた。この時計は非常に優秀で芝1800m条件となった2007年以降の歴史でも上位馬が悉く後にG1を制していた。
その顔触れも2008年ディープスカイ(1分46秒0)、13年キズナ(1分46秒2)、17年アルアイン(1分46秒5)、18年ブラストワンピース(1分46秒5)、21年シャフリヤール(1分43秒9)となかなかの顔触れ。偉大な先輩たちと遜色ないタイムを重馬場で叩き出したメイショウタバルも、いつG1を勝っても驚けないパフォーマンスだった。
こちらについては、6馬身も置き去りにされた2着ノーブルロジャーがシンザン記念(G3)を無敗で制した馬であり、同レース2着エコロブルームがニュージーランドT(G2)を勝ったことで間接的に強さが証明された。同型は揃ったが積極策を採るには最適の1枠2番という絶好枠を引けた。後は鞍上の浜中俊騎手が高松宮記念(G1)の悔しさを晴らせるかどうかだ。
その他はホープフルSで3着に食い込んで波乱を起こしたサンライズジパング、名手B.ムルザバエフ騎手が乗るビザンチンドリーム、京成杯(G3)で負けてなお強しに映ったアーバンシック、着狙いがハマりそうなエコロヴァルツまで。半端に人気そうなジャンタルマンタルやシンエンペラーは思い切って消す。
◎レガレイラ
○ジャスティンミラノ
▲メイショウタバル
△サンライズジパング
△ビザンチンドリーム
△アーバンシック
★エコロヴァルツ
馬券は◎から印に流した馬連6点と◎軸の3連複6頭流しの15点。
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