真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2024.05.07 17:00
![GJ](/wp-content/themes/g-journal/pc/img/entry/icon-gj.png)
キタサンブラック産駒に新たな可能性!? イクイノックス、ソールオリエンスらと異なる距離適性…スプリント路線に期待の1頭が登場か
文=GJ 編集部
![キタサンブラック代表産駒といえばイクイノックス 撮影:Ruriko.I](/wp-content/uploads/2023/10/Ruriko.I_20221030_ikuinokkusu_kurisutofurumeeru_127.jpeg)
5日、京都競馬場の1200mを舞台に鞍馬S(OP)が行われた。温度計が夏日を指すほどの暑さの中で切られたスタートは、ジャスパージャックがハナを主張する展開に。ミドルペースで刻まれ迎えた直線、外から猛然と上がってきたのはジャスティンスカイ(牡5、栗東・友道康夫厩舎)だ。
ゴールまで残り100m、前で粘るスマートクラージュを捉えて先頭に躍り出ると、内から来たカリボールや後方から追い上げるプルパレイをしのぎ切りそのままゴール。大敗続きのマイルから距離を短縮して挑んだレースで嬉しい1年3ヶ月ぶりの勝利を手に入れた。
ジャスティンスカイは父キタサンブラック、母リアリサトリスという血統。キタサンブラック産駒はイクイノックスやソールオリエンスなど、クラシックディスタンスを得意とする馬も多い。一方で1400m以下の短距離では、これといった大物が出ていなかった。
スプリント路線に期待の1頭が登場か
ただ、管理する友道師が「(元々は2000mを主戦場にしていた本馬が)1600mに短縮して良さが出ましたが、最近は集中力が持続しません。それで距離をさらに短縮」と説明していたことを振り返れば、マイル戦からスプリント戦へシフトしたことは、結果的に正解だったといえるだろう。
連敗の長いトンネルを抜け、スプリント路線で活路を見つけたジャスティンスカイ。スプリンターとしての可能性は未知数だが、今後の活躍次第では秋に注目の1頭として名乗りを上げているかもしれない。
PICK UP
Ranking
5:30更新【クイーンS】ボンドガール武豊は「仲間外れ」の孤軍奮闘!? 「休み明け」C.ルメールは新潟ではなく札幌参戦
競馬学校「主席」の“天才騎手”が存在感。田口貫太、小林美駒だけじゃない「上手くなる」第2の師匠とのコンビでトップジョッキー並みの結果
藤田晋オーナーに強力援軍!? 「チーム・スターズオンアース」で“周回遅れ”の初陣…シュヴァルグラン産駒は遅れてきた大器となれるか
- 今村聖奈、小林美駒、古川奈穂が戦線離脱…「新人女性騎手」にかかる期待 過怠金「計16万円」若手騎手が土日で4回の制裁! 2年目若手騎手「まるで宝くじ」と話題!?【週末GJ人気記事ぶった斬り!】
- サトノカルナバル、ピコチャンブラックに続く「大物候補」が登場!? 今週デビューのキタサンブラック産駒は「古馬重賞ウイナー」と互角の動き
- 「騎乗依頼を受けない」トップジョッキーやベテランも?JRAから来年は4週間の通達済み…「名ばかり」暑熱対策に中堅騎手が不満
- キャプテン渡辺「面白き新潟競馬」に秘策あり?「予想もクソもありません」アイビスサマーダッシュの予想は枠が出てから【徒然なる神のくず競馬トーク】
- C.ルメール×名門クラブの快速馬がデビュー!スタートダッシュ失敗も「シンボリクリスエス後継候補」の父に初勝利もたらすか
- 永島まなみと「同期」の女性騎手が待望の戦線復帰!「かんちゃん帰ってくる頃には」今村聖奈も9月中にカムバックの可能性
- 武豊「マジック炸裂」も次走で鞍上問題発生!? 一撃“5億円”獲得「世代ナンバーワン牡馬」が参戦予定
関連記事
【日本ダービー】武豊「何とか間に合いました」キタサンブラック弟と挑む最多7勝目…乗り替わりでも不気味なエコロヴァルツの底力
フォーエバーヤング「大接戦3着」でますます加速!? 3歳ダートNo.1の歴史的快挙を手放しで喜べない事情
「ケンタッキーダービー視野」フォーエバーヤング登場で赤丸急上昇!ドゥラメンテ、キタサンブラックだけでなく、遅れてきたライバルも種牡馬成功に期待
「絶妙ラップ」でメジロパーマー以来32年ぶり快挙!成績不振&名伯楽からの卒業…ピンチをチャンスに変えた「花の35期生」新人王
レガレイラか、シックスペンスか…皐月賞(G1)C.ルメールぐらり!? 安藤勝己氏「後ろ髪を引かれる勝ち方」超G1級シックスペンスが受け継いだキタサンブラックらの伝説